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2021年03月22日19:59

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書くことがほとんどないような週末

 毎週のようにロイター通信のHPを見ると、新型コロナの感染は2月にいったん減少したものの、その後は増加に転じて、グラフだけを見ると、好況期の株価上昇グラフみたいだ。
https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/
 現在、一日あたりの感染者は以下のようになっている。
ブラジル73552人
アメリカ56395人
インド37249人
フランス30134人
イタリア21891人
「コロナに打ち克つ」象徴が東京オリンピックの意義、というのは、前述の喩えで言うと「株はこれからも好調に推移する」という株屋の主任研究員のような、当てずっぽうに近い予想だと思う。東京五輪の開催可否について私見すらないものの、掲げるべきスローガンは自然災害と同じくらいに予測不能な新型コロナではなくて、世界人権デーに見られる民族や性別などの差別撤廃なのではないか。日本国憲法はまだ改悪されていず、基本的人権を守り育てることをベースに、差別をしてはいけない、恒久平和を念願しよう、崇高な理想社会を作ろうと謳っている。それをまんまスローガンにすれば、米中の帝国主義に棹を挿すことだってできるし、女性差別に言及することもできる。
 子どもの頃、テレビドラマ「姿三四郎」を熱心に見ていて、三四郎が師匠から「悟りは常に脚下にあり」と言われたことを今でもよく覚えている。私はこう解釈した。自分の原点を見つめよ。だから日本国の場合は差し詰め、憲法か、あるいは仏教だろうと思っている。
 土日で、長文の手紙を2通書いた。その1通を投函するため、昨日の正午、嵐の中を郵便局まで傘さして行った。傘が反りかえりそうな強風なので、途中から傘をたたみ、雨に濡れるに任せて歩いた。街エリアに入ったら、目の前で傘が裏返った通行人が2人もいて、傘をさしていなくてよかったと思った。大した値段の傘ではないのだが、同じ傘を5年10年と持ち続ける心の構え方をよしと思っているので、不注意で壊したり置き忘れてしまったりしたくないのだった。
 家に帰ったらずぶ濡れだったので、下着の他は着替えた。
 あらたまった手紙を書き終わる、というのはそれだけで気分がよく、これで音楽も動画も存分に楽しめる、という安堵に近い感情が泉のように涌いてくる。夜はずっと、世間の人から見たらくだらねえ、と言われそうな本を読んでいた。結局のところ、本は内容の良し悪し云々より読んでいる間面白いかどうかだというのが、自分の本質だと悟った。
 昨夜の23時半頃、大学時代の友人からメールが届いていたので、電話をした。深夜ゆえ3分くらいで切った。こういう行為も手紙を書き終えたという充足感があったからかもしれない。
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