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2024年05月26日17:01

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怒号が飛び交う会議

 昨日は横浜で市民運動の定例会があった。
 今年に入った頃から会の運営がぎくしゃくし始め、昨夕はとうとう怒鳴り合う展開となった。戦争の加害をテーマにアジアの歴史を勉強し、総括する。年に1回、パネル展示をおこなう。
 政治色(党派色)はない。会の規則もない。いたって健全なグループで、事実、雰囲気もゆるい。なので感情的な対立を孕んだ怒声、というのはおよそ似つかわしくない。私は論争でさえ好まなくなった。九分九厘不毛だからだ。かつてはディベートで相手を組み伏せることが快感だったのだが、アメリカ的な議論というのは肯定と否定に垣根を設けてただただ攻撃的になる代物で、そこに哲学やヒューマニズムといった弾力のある思考がすぽっと抜け落ちている。まるでコンピューターの二進法みたいだ。白黒の結着をつける、という追究はきわめて資本主義的で、論破好きな現代人は一度くらいヘーゲルでも読んで学べよ、と言いたい。
 怒号のある会議がこの先も続くようなら、私はしばらくおやすみしよう。
 いつもより遅い午後8時過ぎで閉会。午後4時におにぎり一個を食ったきりだから、低血糖状態に陥り、会議中はひとり上機嫌なふりをしていた私であるが、部屋をあとにした途端、とげとげしくなった。
 こういう時って本を読むのがしんどいです。帰りの電車では持参した文庫を開かず、ずっとスマホをいじってた。そっか、現代人は常に不快感と不全感を持っているから、小難しい本など読む気になれずスマホ一択なのですね。
 
 5月26日日曜日。
 朝、7時半にいったん眼が覚めたものの心身の具合でも悪いのか、二度寝したら午前9時15分まで眠り込んでしまった。
「日曜美術館」を見るのが一週間のスタートになっている。こういうときに限って特集が(もっとも好きなアーティストの)宇野亜喜良だった。途中から見たが、来週の再放送で最初から見直したい。
 こんなふうに私の心身を疲弊させたのは、反マルクス的会議のせいだ。
 私は美と安寧と快楽を愛す。つまり、本当の平和好きである。
 午前11時、クルマに乗って隣町の大型スーパーへ。あとこのクルマに何回乗るのだろう。
 途中、ブックオフに立ち寄って、次回、岐阜まで行く道中で読む文庫、という基準で本探しをした。これかな?
 駐車場にクルマを置いたまま、歩いてスーパーへ行き、昼ご飯用のお弁当と胚芽米2キロと、肉と干物と野菜と食パンをトートいっぱいに買って、クルマまで戻った。重い、重すぎる。頚椎症性神経根症はぜんぜん改善の兆しさえなく、半身に激痛が走っている状態。クルマでスーパーまで行けばよかった。
 帰宅してラズリと一緒に一個のお弁当を食べた。
 食後の珈琲が美味かった。
 機嫌が治った。
 
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