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2021年03月14日21:03

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竹内栖鳳

栖鳳ライオンのブランケットなんてどうですか。

栖鳳の時代〜匂いまで描く
@福田美術館
フォト



オンシーズンになる前に嵐山まで行って来ました。

…と思ったら、渡月橋周辺等は既に恐ろしいほどの人出です。
お天気でも、風がそれはそれは冷たくて、和服体験のお嬢さんたちは寒そうでしたのに。
これでは桜が開花したらどんなことに!?

その点 美術館は時間指定制ですのでゆったりしたものです。

久しぶりに竹内栖鳳の"もふもふ動物"を楽しみにしていきました。

いましたいましたライオンに虎。
鹿に鷺。
子犬は応挙に負けず劣らずの愛らしさ。

しかしそれにも増して今回は風景画にひかれました。
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上段は空間の広がりが素晴らしい《海光清和》。
額のガラスの映り込みと反射が激しかったのが残念。
横にずれないとみられないくらい。

下段は左から《春の海》
《富嶽》《水郷驟雨図》《水郷雨余》。
季節に相応しく光に溢れていました。


珍しかったのは、栖鳳が東海道を描きながら踏破した池田遙邨に送った書《東海道五十三次》。
フォト

表装も素敵です。

4月11日まで。
(3月24日から展示替え)
https://fukuda-art-museum.jp/exhibition/202010251256

余談。
渡月橋付近の桜は蕾も堅かったので枝振りが目立ちます。
「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」といいますが、結構
ばっさりと枝が落とされているものが多く
無惨な感じでした。
あと10日もすれば華やかな姿になるのでしょうね。
老木たちへひそかにエールをおくってきました。
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