mixiユーザー(id:6327611)

2020年08月25日04:01

200 view

子供みたいにはしゃぎまわるアラサー女子が楽しいから、邦題に不満は言いません。オル・パーカー監督・脚本「四角い恋愛関係」(2005)。

FBの親友が書いていたので、引っ張り出して見ました。録画しておくものですね。期待せずに見ると、とっても儲けた気になりました。この調子でお金が儲かると楽ですが、そうはいきません。原題は「Imagine Me & You」ですから、邦題については忘れてください。そもそも三角関係というだけでもややこしいのに、さらに角ばったら始末に負えないでしょ。

物語は、フローリストのルース(レナ・ヘディ)が結婚式場の花を担当するのですが、そこで見かけた花嫁レイチェル(パイパー・ペラーボ)にビビっとくるのです(15年前の映画だけど、その時使っても古い話や)。レイチェルは自分をストレートだと思っているから、ルースを夫ヘック(マシュー・グード)の親友クープ(ダレン・ボイド)とくっつけようして食事に誘うという展開。

公開当時(って日本はビデオスルーなのでアメリカ公開の話)、レナ・ヘディが33歳でペラーボが30歳なんですね。ペラーボがもっと年下に見える。ま、マンガみたいな表情してるから(これが楽しい!)若く見えるわけです。その妹のH(ヘンリエッタの略で、Hと呼ばれている。ブー・ジャクソン、注目注目)がおしゃまなもので、ペラーボがより子供に思えました。

2005年の作品だからか、レイチェルが素直にルースを愛せないというあたり、今見ていると“何言うてんねん”でした。それだけ時代と僕が進化したということでしょう。レイチェルと夫ヘックが“最高の親友”だという部分が、けっこうもどかしく感じます。でも僕は、ペラーボの笑顔ですべて許す。ブー・ジャクソンが今になって新作2本撮影中というのも楽しみですわ。

とりあえず、いちばん気に入ったのがゲームセンターでダンスするところ。僕自身はこういうゲームをやったことがありませんが、いい具合にハマっていたと思います。そしてタートルズの“ハッピー・トゥゲザー”ですね。これって1967年の全米ナンバーワンだっけ。もっと昔の曲だと思ってました。その歌詞に原題の「Imagine Me & You」があるわけです。

ルースがレイチェルとサッカーの試合を見に行き、金切り声で声援するレイチェルに腹式呼吸で腹から声を出すよう教える。それが後半でちゃんと“回収される”ところがツボでした。“ハッピー・トゥゲザー”のリフレインもいい感じ。途中でオケがさらっと流れたのはラベルの“ボレロ”だったのか。押しつけがましくなくてよかったな。

ということで、レナ・ヘディがかなり年上に見えたところだけ残念でしたが、実年齢を調べたから納得しておきましょう。この監督、「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」では、いまいち弾けなかったけど、この作品があったということで許す、許す。←だから今まで見なかった僕の怠慢も許してたもれ。

可哀そうなのは亭主のヘックとその親友のクープなのですが、この手の野郎どもは現実社会では引く手あまたですから無視しましょう。もともと僕は野郎に興味がないもので。野郎どもに気を使う位なら、セリア・イムリーあたりにちょっかい出しますわ。だって当時のブー・ジャクソンに手を出したら犯罪者ですもん。←写真3に彼女の今昔姿を。

やはり持つべきものは友ですな。映画の好みが似ている友人がいると、録画したことを忘れていた映画を見ることができます。dimさん、ありがとう!
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年08月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031