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2020年07月24日19:57

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現実から逃げたい

 昨日の午後4時、図書館から「予約本入荷」のメール案内が届いた。5時が閉館なのでまだ間に合う。行くことにした。
 ここ数日、新型コロナ陽性者が増えている。図書館は3月から6月中旬まで休館措置がとられたことから、ふたたび休館になるかも……と危惧しているので、やむなく出かけたのだった。この1冊で計3冊借し出し中、ということになる。うち1冊は読了しているので、2冊くらいなら2週間以内に読めるだろう。
 スーパーに行って甘い物を買いたかったので、大回りして駅前へ出たのだが、まあまあの人出だった。首都圏の1都3県は同じ穴の狢なのだから、まあいいかとも思う。しかしGO TO トラベルというキャンペーンは「反日」政策だ。日本中にウイルス感染を拡大させる可能性があるから。
 そもそも「旅行に向かって行け」という英語、おかしくないか。「GO」という命令形自体、善良な国民に対して失礼ではないか。昔観た映画で別れた男が昔の女のアパートメントを訪ねる。女は「あなたとは会いたくない。帰って!」と言うときに「Go!」って言ってたような覚えがある。犬に対するコマンドで、玩具をポーンと投げて「さあ、行って取って来い!」という命令をわかりやすく「ゴー!」と言ったりもする。ナイトゲームを「ナイター」などと和製英語を作った終戦後とは時代が違う。
 駅前で憲法を守ろう、みたいな旗をかかげて署名活動をしているおじいさんが数名いたので、署名することにした。
 順序が逆だが、住所を書きながら「どちらの主宰で?」と尋ねてみたら、「腰越九条の会」ですとその年輩者は答えた(腰越は鎌倉市と藤沢市の市境)。
「へえ〜、腰越にも九条の会はあるんですね。……そう言えば地方を車で旅していると、田んぼの中に、なんとか町九条の会、という立て看が不意に立っていたりしますね」と頭に思い浮かんだことをさらっと口にしてしまった。よく考えると、腰越を田舎と言っているようなものである。いや、失礼した。
「そうそう、あなた、いい旅といい目をしていますねぇ。とくに多いのが長野県で、気づいたことがおありではないですか? どうして長野かと言いますと、長野から徴兵された人は前線に派兵されてそれだけ亡くなった人が多いからなんです」と彼は答えていた。
 久しぶりにひとから褒められた(笑)。
 
 今日もできる限り、資料に向いて、解読。そしてポツポツと打ち込んでいた。取り憑かれたような感じで、これはいい。一般の人なら絶対に読めない字が、だんだんと見えてきて、詩人の思考や言葉選びの癖まで手に取るようにわかり始めている。
 もうこの社会とも人とも縁を切って、これだけに専心したいような気になってくる。
 が、他にやるべきことがたくさんあって、現実から逃げるわけにもいくまい。
 連休が終わった翌日から、今度は「戦争展」があって、昨夜、メールが届いた。そこには設営のことや、5日間の人員配置表が添付されていた。私は2日間だけの参加だが、安易にスケジュールを入れてしまったのはまずかったな。今は調子上りだから、来週はさらに解読が進むはずだ。バイタリティがないので、横浜往復だけで一日が終わってしまうことが目に見えている。
 感染者が増えませんように、というのと、自分が感染してしまうのはともかく他人にうつしてしまうようなことがありませにょうに、と、こればっか願ってる。
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