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2020年07月05日19:45

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大橋コレクション

最終日に駆け込みました。


熱い絵画
〜大橋コレクションに見る戦後日本美術の力〜
@奈良県立美術館
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近現代日本で経済人美術コレクターといえば
西美の松方幸次郎や大原美の大原喜八郎、
アーティソンの石橋正二郎など枚挙にいとまがありませんが
「戦後の日本美術」を「個人の審美眼で」収集した大橋嘉一もそのひとりです。

2000点に及ぶコレクションは氏の死後
・母校である京都工芸繊維大学
・国立国際美術館
・奈良県立美術館
に寄贈されました。

今回はその3館から90点が集結。
出品リストのにならって所蔵は(京都)(大阪)(奈良)と表記しています。

◆展示構成
【第1室】戦前から活動を始めた作家
鶴岡政男/小野忠弘/小山田二郎/桂ゆき/杉全直/須田剋太/田中田鶴子/難波田龍起/古沢岩美

【第2室】戦後制作活動を開始した作家
赤穴宏/磯辺行久/今中クミ子/江見絹子/菊畑茂久馬/久野真/津高和一/前田常作

【第3室】欧米へ向かった作家
今井俊満/川端実/草間彌生/工藤哲巳/堂本尚郎/宮脇愛子

【第4室】日本画を再発見しようとした作家
岩崎巴人/上田臥牛/大野義孝/下村良之介/長崎莫人/野村耕/水谷勇夫/湯田寛

【第5室】(撮影可)具体美術協会作家
白髪一雄/元永定正
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【第6室】(参考収蔵品)奈良の現代作家
絹谷幸二/金森良泰/井上武吉/田中敦子

◆印象に残った作品
・須田剋太《作品3》(1961奈良)
・赤穴宏《因襲》(1959大阪)
・津高和一《機》(1964大阪)
・工藤哲巳《作品》(1959奈良)
・野村耕《マンハッタンA》(1962奈良)



7月5日にて終了
http://www.pref.nara.jp/item/228901.htm#moduleid43108

毎度のことながら奈良県美はもったいないくらい空いていました。
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