台湾カステラにはまってしまった。
もう幾つ作っただろうか、今も冷蔵庫の中で台湾カステラを熟成させている。作りたてのふわふわを食べるより、熟成させた方が好きだ。多分、自分の作る台湾カステラは、失敗しているのではないかと思う。焼きたては、ふっくらしているのだが、冷めると表面はしぼみ、腰折れして、小さくなる。だが、味は美味しいのだ。しぼむ分、生地のキメが細かくなって、しっとり感も増す。1日冷蔵庫で寝かした失敗作の台湾カステラが、絶品なのだ。油も使わない。失敗の原因は、泡立て過ぎなのと、焼きが足りないのだろう。カステラは、しっかり焼いて表面に焦げ目を付けた方が美味しい。焼き時間の調整が課題か。湯煎焼きもしない。どちらかというと日本のカステラに寄せている感じだ。だが、日本のカステラよりも生地が柔らかくてキメが細かい。このキメの細かさが良い食感を生んでいる。しぼんだ台湾カステラも美味しいものだ。もともと、しっとり系のお菓子が好きなのもあるのだろう。ついつい食べ過ぎてしまうので、そこは要注意だ。台湾カステラは、自分のような、お菓子作り初心者でも、そこそこ作れるので、お勧めしたい。メレンゲを使うお菓子の中では、簡単な方かもしれない。表面が、割れても、しぼんでも、ラップで包んで冷蔵庫で冷やしておけば、しっとり美味しくなるのもいい。ただ、バターを入れると、ちょっと、しつっこくなる。カステラ感よりも、ケーキに寄っていく感じだ。バターの風味や味、コクが好きな方には向いている。お菓子のレシピは、変えない方がいいと言われるが、台湾カステラは、自分好みの材料に変えて作ってみて、自分なりのレシピを開発した方が、おいしいカステラができるように思う。失敗が失敗にならないので、自己流のレシピで作るというタブーを冒してみよう。それでも、美味しくいただける。シュークリームも失敗から生まれたお菓子なので、台湾カステラも、新たなカステラに生まれ変わるかもしれない。
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