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2020年06月20日20:47

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鎌倉は人出が増えた

 午前10時半、自転車に乗って海へ。由比ヶ浜に行くと人が大勢いる。日の出から午前9時の海岸にいるのはだいたいが市民、以降は観光客と鎌倉市民を含む湘南人の割合が半々というのが私の見立て。それにしても人が多い。今年の海開きはないようだが、まだ夏至前だというのに(そして、風光明媚な海では決してないにもかかわらず)これだけ人がたむろっているというのは、ワンデー・トリップに最適な距離感の鎌倉が狙い撃ちされているのだろう。たぶん、横浜の山手からみなとみらいまでのエリアも、今日は人出が多いに違いない。
 恩師への手紙に写真を入れたくて、近所のお宅と某寺の庭に咲くびょうやなぎをiPhoneで撮影し、うちに戻った。
 気持ちのいい快晴。風呂の残り湯でシャツやラズリの小屋に敷いている毛布などを手洗いする。のち、台所のレモンジフをスポンジに付けて洗面器やバスチェアをごしごしこすり洗いし、浴室もそこそこ丁寧にバスマジックリンで洗う。コロナ騒動によって、清潔好き度がワンランク上がってしまった。
 今日みたいな土曜日に読むような本ではないが、4カ月あまりテーブル脇に積ん読状態だった文庫、『フィリピン敗走記』をようやく開いた。マニラ島に派兵された陸軍一等兵の「飢え」と「ひたすら逃げ迷う」だけの戦争体験記。
 この文庫は挾まれているレシートを見たら、今年の2月10日13時46分、島根県松江市の「ブックオフ松江黒田店」で買った。昼に出雲そばの有名処「八雲庵」で、割子そば(天ぷら付き)を抹茶塩でいただいたあと、観光客とは逆方向で歩いてみた。松江城からどんどんと遠ざかる。途中、廃屋かと思われるような骨董屋があったり、こじゃれたカフェが不意に現れたりして、飽きは来なかった。
『フィリピン敗走記』だが、昨年5月にNHKで放映された「マンゴーの樹の下で」とまったく同じ時期の同じ舞台での敗走劇で、「マンゴー」では民間の若き女子がマニラから山岳地帯へ逃げる設定だったが、それの兵隊版といったところだ。天皇の命を錦の御旗に威張るだけが取り柄の人でなし上官とか、仲間を撃ち殺して肉を食らってまで生き延びるような飢餓戦争のどこが聖戦なのかね、と靖国神社をまったく疑いもなく信奉している今の日本人に問いかけたい内容だ。
 午後3時、ラズリの散歩を兼ねてスーパーへ。街に出たら、驚くほど観光客の姿が多くて、午前中の5倍くらいの賑わい。平年の6月に戻った。うちの周りでもあじさい巡り風の人が多かった。普段の散歩ではマスクを着用していないのだが、やむなくポケットにねじ込んでいたマスクを取り出して着けた。
 合い挽きミンチ、スペインのオリーブオイル、四つ葉バター、安売りの大根(尾瀬産)とコッペパンなどを調達。ぎりぎり2千円でお釣りが出た。
 夕方、とうがらし畑の草取りをし、庭と門前を掃き掃除。誰か私を便利屋で雇ってくれないかな……。お金をもらえるんだったら、手抜きしないでやります。
 夕食後、入浴前のルーティンになっているワンコのブラッシング。今日はテレビ(「ごはんジャパン」)を見ながらやっていたので、普段の倍近く時間を掛けた。ラズリは気持ちよさそう。
 今日もわざわざ書くまでもない日記だった。
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