mixiユーザー(id:7202852)

2020年06月20日07:22

44 view

サフランモドキ

この季節、庭にサフランモドキが花を咲かせます。
花芽が気付かぬ内に芽を出し、ある朝新聞を取りに出たときに、いきなり紫の入ったピンク色の花に気付きます。
1週間ほどで花芽は枯れ、そのあとから葉が数本出てきます。
「モドキ」と言う不名誉(?)な名前が付いていますが、その経緯を見ると、人間の勘違いが原因です。人間が付けた名前なので当然とも言えますが…
江戸時代、十一代将軍の徳川家慶の時代に日本に持ち込まれたとき、薬草の「サフラン」と間違われて育てられていました。
ところが、明治時代になってやっと間違いに気付き「モドキ」が付けられるようになります。花にとっては迷惑な(?)話です。
本家の「サフラン」は香辛料やカレー、パエリアなどの着色料として取引されます。
さらに医薬としての利用、ハーブ療法でも多岐にわたし病状に処方されてきました。
その凄いところは、品質基準が「ISO」で定められていることです。
これだけのものなら、確かにニセモノや、モドキが出て来ても仕方ないところです。

◆昨日の似顔絵は、市原悦子さんでした。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年06月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

最近の日記

もっと見る