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2020年06月19日21:17

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杉本博司

例の、小野"東風"の小島切を"豆腐"に仕立てた掛軸も出ています。

杉本博司の表具表現世界
〜飄々表具〜
@細見美術館
フォト

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古美術収集から写真、演出、インスタレーション等々多方面に活躍する世界的な美術家。

細見には「趣味と芸術〜味占郷」展も巡回していました。
今度は表具に注目した展覧会です。
杉本が仕立てた軸と細見のコレクションのコラボなど
興味深いものでした。

杉本の表具。
フォト

たとえばこちらのジオラマ作品《カリフォルニアコンドル》では
武士の雨合羽の裂や
昔の日本人がアルファベットの形をなぞって意匠とした裂などが使われています。

また本紙には使われるのは貴重な古文書のみならず
白髪一雄のペインティングや
坂本龍一の楽譜"ミスターローレンス"
なんてものもあります。
各々がどう仕立てられたかはお楽しみ。

個人的にはアグネス・マーティンの淡い水彩抽象画がよかったな。
掛け軸にも新しさを込めることができるとわかります。
それに組み合わせるのが12世紀のお経挟みだなんて面白い。

もちろん杉本博司といえば、の
《海景》
《劇場》
などもちゃんと見られます。

9月6日まで。
開館時間が16時までになっています。
https://www.emuseum.or.jp/exhibition/ex069/index.html

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ショップで《華厳の滝》ポスターを売っていました。
雨でなかったら連れて帰っていたかもしれない…

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