人々のスマートフォンがある日突然空中へと消え去っていき、やがてスマートフォンを細胞のように構成された怪鳥が人々を襲う。国民の危機に立ち上がったマッドサイエンティストが前作で永久封印されたはずのロボットを復活させ怪鳥と戦う、というスケールの大きい荒唐無稽VFXアクションのインド映画。
前作「ロボット」で観客の度肝を抜いたハイパーCGは健在だけど、この程度だともう度肝は抜かれない。
前半は怪獣映画、中盤は社会派ドラマ、後半はロボットと化け物スマホとの戦い、最後の最後に歌と踊りあり、と徹底した娯楽映画文法は清々しい。でも前作よりワクワク感が少ない。同じような話はもう飽きた、ということか。
劇中の煙草を咥えるシーンで、煙草は健康を害する、というようなマークが出てくる。インドでもこんな感じなのか。一気に興醒めしてしまう。
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