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2019年08月25日21:41

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エインズワース浮世絵コレクション

浮世絵摺り体験イベントにひかれて行って来ました。


オーバリン大学アレン・メモリアル美術館所蔵
メアリー・エインズワース浮世絵コレクション
@大阪市立美術館
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展覧会構成
【第1章 】浮世絵の黎明 墨摺絵からの展開
〜菱川師宣 奥村政信 石川豊信etc.
【第2章】 色彩を求めて 紅摺絵から錦絵の時代へ
〜鈴木春信 鳥居清満etc.
【第3章 】錦織一清の興隆 黄金期の華 清長から歌麿へ
〜鳥居清長 勝川春章 喜多川歌麿 東洲斎写楽etc.
【第4章】 風景画時代の到来 北斎と国芳
【第5章 】エインズワースの愛した広重

1906年から収集された1500点余から200点が来日。
とても状態がよく色彩も鮮やかだったのは予想外の驚きです。
さらに初期の作品に見るべきものが多いと思いました。
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(政信 羽根突きママをする美人 フライヤーより)

春信作品としては珍しい役者絵は、30種ほどしか
現存せず、各々世界的一点ものだそうです。

隆盛期の作品でも、複数枚が組になった大きなものは見ごたえがありました。これは7枚組。
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(歌麿 見立唐人行列 フライヤーより)

国芳の
『奇想の系譜』でおなじみ《東都首尾の末之図》《忠臣蔵十一段目夜討之図》
には、まってました、という感じ。
《大物浦平家の亡霊》はグッズになっていました。現代でも人気なのでしょう。

広重の
《東海道五十三次・日本橋》や《名所江戸百景・大はしあたけの夕立》などは
複数バージョンが収集されているところなども貴重でしょうね。


9月29日まで。
https://www.osaka-art-museum.jp/sp_evt/mary-ainsworth

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