一か月もたたないうちに再び作品にお目にかかれるとは思わなかった。
どこか遠い時代のような静謐な世界。
池田良二の仕事
@オペラシティアートギャラリー収蔵品展
つい先月、世田谷美術館で二人展を見たばかり。
オペラシティの寺田コレクションは難波田龍起が充実していると思っていましたが
これからは池田良二のフォトエッチングをみる楽しみもあるということですね。
今回は収蔵品のすべてを展示しているとのことで、68点もの版画が並んでいます。
インド遺物などが登場する1985年の作品・・Vapor幻影、Nirvana など20点
▲Reduction還元(フライヤーより)
『新潮45』の表紙肖像画・・・・・・プルースト、ニーチェ、中原中也 など32点
▲《ウィリアム・シェークスピア》《グレン・グールド》(フライヤーより)
1988年のより抽象的な作品群・・・・The cape region岬の領域 など15点
▲《Window under the midnight sun白夜の窓》(フライヤーより)
シリアルナンバーは、1985年作品が22/35
1988年作品が17/22〜25、新潮表紙肖像画は20/45。
揃っているところをみるとまとめて購入されたのでしょうね。
ちなみに一番好きなのはこれ、と一見して迷わなかったのは
◆Unnoticed base看過された底面
一枚だけあった1992の近作。シリアルナンバー5/20でした。
9月23日まで。
https://www.operacity.jp/ag/exh224.php
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