いつものように物語によりそうクラシック音楽
今回はマーラーの交響曲6番第三楽章アンダンテ・モデラート。
クリエーターインレジデンス2019成果発表展・第二期
FORE SHADOWS 予兆と輪郭
@トーキョーアーツアンドスペース本郷
アーティストを海外に派遣して一定期間生活しながら制作する
レジデンスプログラムを行っているTOKAS
2017〜2018の成果発表展の2期に行きました。
お目当てはミヤギフトシ。
沖縄生まれでニューヨークに学びました。
映像とテキスト、それにキイとなるものを組み合わせた作品を作ります。
今回はロンドンに滞在し、クィアでありスパイという2つの秘密を持った
人物の物語をつくりだしました。
会場には正面壁に次々とうつりかわる風景画像
その両脇に英語と日本語のテキストが白抜きで記された黒い画面。
文字を読んだり画像をみたりと目が忙しい。
いつものようにテキストは音声+字幕で入れてもらえないかな。
同じ展示室にほかのアーティストの作品もあるから無理だったのでしょうか。
登場する人物たちに顔はなく(映像としてでてこない)
僕 きみ 彼 と名前や性別も曖昧で
ケンブリッジ、ロンドンやパリ、コートダジュールといった実在の地名のほか
スカイフォールやブラックステーブル といった架空の地名も登場します。
引用されている
サマセット・モーム『諜報員アシェンダン』
を読みたくなりました。
ほかには
エリサ・カルダナ&長坂有希
ジャンフランコ・フォスキーノ
ルシアナ・ハナキ
リム・ソクチャンリナ
迎 英里子
ヘンリケ・ナウマン
7月7日まで。
https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2019/20190413-4454.html
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