DIRT RALLY ラリークロス攻略
ラリークロスは、日本ではあまり知名度はないが、海外、特に欧米では人気のレースだ。特にヨーロッパでは、往年のクラスBを彷彿とさせる600馬力のモンスターラリーカーが複数台でレースをするため熱狂する。コースは単純なレイアウトで、コース幅も広いため、初心者でも無理なく走れるのだが、ラリードライバーの、それもトッププロが覇を競うようなレースなので、上のクラスになると、そう簡単には勝てなくなる。ラリークロスに使われる車は、条件がイーブンに近くなっていて、どれかの車が飛び抜けて速いわけではない。良く使われるのがフォード フィエスタだが、特に速いわけではなく、安定感があるタイプの車だ。挙動が素直で操作しやすいのだ。フォードの車の特徴でもあり、フォードのラリーカーも操作しやすい。トヨタも同じタイプの車を作る。トヨタの車も、飛び抜けて速い、というよりは、安定感重視の車作りをする。速さを求めるヨーロッパ系の車メーカーに比べて、トヨタやフォードは、その車へのアプローチが違うのだろうと思う。癖のない走りは、アベレージで安定して速く、周回を繰り返すラリークロスに向いている。こういうタイプの車は、コースの難易度が上がれば上がる程速くなる。逆に一発勝負向きの速さを追求した車は、単純な高速コースで速さが際立ってくる。車のスピード勝負に持ち込まれれば、そりゃ、速い車には勝てないのが道理だ。そこで、ラリークロスのコースには、いろんな仕掛けがしてある。その一つが、ジョーカーラップだ。ジョーカーラップをいつ使うかで勝敗が変わってくる。敵車がジョーカーラップに入ると、自車と敵車との距離が開いたまま周回を重ねるわけで、走りが非常に楽になる。AIに攻撃を受けながら団子になって走るよりは、単独走に持ち込んだ方が楽なわけだ。最初にジョーカーラップに入って、敵車の後ろを周回するのも、同じ発想。敵車は、必ずジョーカーラップに入らないといけないので、その時に、楽に抜ける。敵車と一回も絡まずに勝てる方法だ。AIと同じぐらいのタイムで周回できる場合は、ジョーカーラップを上手く使って敵車の前か後ろを走るのが一つの作戦だ。
ラリークロスのコースのライン取りだが、インベタが基本だ。コーナーでインを開けると、後ろの車が突っ込んでくる。インを締めると、大人しくなる。前の車がインベタで走っている時は、攻撃を仕掛けてこないのだ。
ドリフトには要注意
敵車と絡んでいる時にドリフトをすると、敵車はリアに激突してくる。ドリフトで走る時は、敵車と距離がある時だ。ラリークロスのコースは、ドリフト用に作られているので、ドリフトがしやすいようになっている。実際のラリークロスのレースでも、ガンガンリアを流して走っている。ただ、注意する点は、ターマック(舗装路)とダートが交互にレイアウトされている点だ。ここでグリップが変化する。同じドリフトでは、上手くいかないので、コーナーや路面によってアレンジが必要になる。同じように操作しても、路面のグリップが全然違うので、車の挙動が変わるようになっている。
デフは、がっちり締める
ここは大事で、ラリークロスの場合、デフは、ガン締めでOKだと思う。デフをオープン寄りにすると、とんでもないことになる。ラリークロスでは、デフを締めた方が有利だ。これは、フレンドと一緒にデフのセットアップを変えて走ってみれば良く分かると思う。加速がまるで違ってくるのだ。デフを締めるのは、加速を良くするためでもある。短いコースだと、加速でタイムが大きく変わるので、加速重視のセットアップの方がタイムが良い場合が多い。TCSをONにするよりも、デフを締めた方が効果は大きい。
ドリフトは、フロントを流す
ラリークロスのドリフトは、基本的に4輪ドリフトだ。ハンドブレーキターンでも、フロンとを流す。難しいといえば、ここか。普通のハンドブレーキターンではないのだ。アクセルを踏んだままハンドブレーきをチョンと引く。するとリアが流れるのだが、フロントも流れるのだ。車全体を横に振るイメージだ。前に進む慣性が付いているので、横に振ると、結果斜め前に車が進む。ハンドブレーキを使う場合は、フロントも一緒に流せるように練習する。コツは、荷重だ。車は、ブレーキングで前荷重にしたり、加速で後ろ荷重にしたり、また、コーナリングで荷重が左右に移動したりと、荷重が常に移動している。荷重は、円を描くように移動させる、というように教わるのだが、荷重がどこにあるかで、ハンドブレーキを引いた時の車の挙動が変わる。最大前にある時に、ハンドブレーキを引いた場合、前荷重が抜けかけた時にハンドブレーキを引いた場合、など、同じハンドブレーキターンでも、リアの出方が変わる。荷重が後ろにある場合、ハンドブレーキを引いても、リアは流れてくれない。ハンドブレーキの強さとタイミングは、練習をして身につけるしかないと思う。何周も、何周も走って、何度も何度もやってみて、偶然上手くいった時の、タイミングを覚えておき、それができる確率が上がるように、また練習する。何度も何度もやっていれば、だんだん、タイミングがわかるようになる。体が勝手に対応するようになる。この反応が出るまで、とことん練習だ。練習はできるまでやる。どのくらいの時間練習したかではない。できるまでやるのだ。
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