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2019年02月25日00:12

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AIRY

AIRYで、韓国のHeewoo Jeongさんの作品展「FaceBook」。
タイトルの意味は、顔が描かれたノート(本)の意味。
案内状の右下に写る横顔の方が作者。

以下、face bookの今回のイベントページより抜粋。

作家はソウル大学でアジア美術博士号を取得し
近年の作品は「拓本」の技法で都市を記録するプロジェクトが中心です。
甲府ではスケッチブックとペンに持ちかえて人々のポートレイトを描き、彼らと会った場所に作品をマッピングする作品を制作しています。
<以上、抜粋>

ペンで描かれた十数人の顔。見知った方が数人。
お互いに描き合った方も何人かいて、あまり上手でない、作者の顔も並ぶ。

これは面白い。しかしもっと良かったのは、置かれていた彼女の作品集。
「拓本」の技法だ。
あるときは、商店の木彫りの看板の大きなハングル。
あるときは、マンホールの蓋。これらの題材も興味を引くが、
圧倒的だったのは、「境」と名付けられた、38度線付近の道路の拓本。
道路に白くペイントされた、矢印と「開城(Kaesong)」の文字。
南北共同で運営されていた工業団地へ続く道だ(現在は閉鎖中)。
実物の拓本ではなく、冊子に印刷されたものだが、インパクトは大きい。
いいものを見た。

https://www.facebook.com/events/622350564871695/
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