「山梨新報」(週刊新聞)の「わたしのこの一冊」という連載に登場した。自宅で取材を受け、写真も撮った。(紙面は白黒だが、週明けに「山梨新報」のサイトにカラーで掲載される。)読書遍歴をざっとまとめ、「この一冊」は雑誌の「遊」を取り上げた。書評家
甲府駅北口のペデストリアンデッキに、来年の三月末まで、こうふ開府500年記念の展示が行われている。壁で区切られた空間に、まず、信玄の人形。これは山八幡神社の祭礼の際に担がれたもので、地元では江戸時代のものと言われていたが、調査の結果、明治後
山梨県立美術館で、「ドービニー展」。ドービニーって知らないし、興趣もそそられなかったのだが、評判がいいので行ってみた。見せ方がいい。まず、導入で数分のアニメ。彼がバルビゾン派と印象派をつなぐ画家であることがわかりやすく描かれている。また、小
東京国立近代美術館で「アジアにめざめたら」という1960年代から90年代にかけてのアジア人のアートを紹介する展覧会。オノ・ヨーコの「カット・ピース」。1965年のパフォーマンスを8分にまとめた映像。舞台の上に座るオノ・ヨーコ。意志の強そうな
上野の森美術館のフェルメール。 学生時代から折に触れて彼の絵を見て来た。40年前にはそれほど注目されていなかったのだが、いつの間にか大人気となり、一時はあまりの混雑に、見に行く気をなくしていたりした。今回は時間指定の入場券ということで出掛け
出光美術館にて「江戸絵画の文雅」展、サブタイトルは「魅惑の18世紀」。 源氏物語図屏風(筆者不明)には、26の場面が描かれている。二十帖「朝顔」では、子どもが庭で雪を積み富士山を作っている。源氏の本文では、ただ雪遊びとあるだけなので、一般的な源
山梨県立博物館で「文字が語る古代甲斐国」展。もう終わっちゃったけど、報告してなかったので。塩山のケカチ遺跡から出土した<和歌刻書土器>については、既にシンポジウムも開かれているが、まだ、研究途上の感があり、今回は進展した研究成果を展示してく