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日記一覧
- 影絵の森美術館
- 2016年12月31日01:19
ちょっと前に県立美術館に行ったら「やまなし美術館めぐり」というパンフレットが置いてあって、県内の２３の美術館が紹介されていた。このうちから三カ所に行き、シールをもらうと、景品と交換していくれる、というのだ。個人が経営しているちょっとした美術
- 南アルプス市ふるさと人物室
- 2016年12月29日00:26
南アルプス市の中央図書館（旧櫛形図書館）に、「ふるさと人物室」がオープンした。南アルプス出身の「偉人」を一人ずつ、半年ごとに紹介していく予定。第一弾は、東京タワーの設計をした内藤多仲。この図書館の中庭的なところには、東京タワーのミニチュア（
- 東洋文庫ミュージアム
- 2016年12月28日23:40
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三菱が美術館を持っていることは有名だが、他に、古美術を中心とした静嘉堂文庫（二子玉川）と、古書籍を中心とした東洋文庫（駒込）という、古典の研究者にはありがたい施設も運営している。この東洋文庫には中国の古典籍から、江戸時代の草双紙まで、貴重な
- 円山応挙
- 2016年12月27日23:36
年末になりましたね。ここから数日、これまで書き損ねていた、美術展などのレポートを。まず、根津美術館の丸山応挙展。今回は「写生」に焦点をあてている。後期だったため、国宝の「雪松図屏風」は見られなかった。展示数は３３点と少なめだが、いいものがい
- 駿台甲府美術デザイン科展
- 2016年12月26日23:52
山梨県立美術館にて、駿台甲府高校美術デザイン科展。毎年、年末から年始にかけて、一年間の成果（１年生は入学後）を展示している。生徒数は総勢八十数名だが、一人で何点も出品しているので、作品数は多い。授業での作品は、デッサンや写生、レタリングなど
- かがみもちさんと望年会
- 2016年12月25日00:06
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太神楽、という芸がある。２、３０年前に、海老一染之助・染太郎兄弟が、傘回しをしたところを、テレビで見た方も多いだろう。その傘回しをメインに山梨を拠点にして活動しているのが「かがみもち」さん。ご夫婦で舞台を務める。傘回し以外にもバランス芸や、
- AIRY（エアリー）
- 2016年12月24日14:19
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外国人アーティストを山梨に迎えて、滞在型で作品を制作してもらうAIRY。今回は、写真を中心にしたマイヤさんと、絵画のパトリックさん。このうち、マイヤさんは、「生と死」や「臓器移植」に関心があるということで、阪大の山��吾郎さんを紹介した、という縁
- 色の博物誌
- 2016年12月18日23:45
目黒区美術館にて「色の博物誌」という展覧会。江戸時代の国絵図と浮世絵を題材に、「色」に注目したという。チラシを見たら、ほとんど同じ浮世絵で色が若干異なる作品が並んでいたので、おそらく初版と再版の違いを見せてくれるのだろうと思ったら、期待外れ
- 山口晃展
- 2016年12月17日23:40
飯田橋のミヅマアートギャラリーで、「山口晃展 室町バイブレーション」。ギャラリーの入り口に、富士山世界遺産センターのパンフが置いてあったのは、シンボル絵画『冨士北麓参詣曼荼羅』を山口晃が制作したからだ。ここは、実験的な作品を展示することが多
- ナムジュン・パイク
- 2016年12月06日00:59
青山のワタリウムで、没後１０年になる、ナムジュン・パイク展。ビデオ作家の先駆け。ソウル生まれ、香港育ち、東京大学・ミュンヘン大学・ケルン大学で学ぶ。評価されたのはニューヨークと、世界を舞台に活躍した。彼を知ったのは学生時代で、草月ホールで行
- 篠山紀信「快楽の館」
- 2016年12月04日19:39
品川の原美術館にて、篠山紀信の写真展。この美術館で撮影した女性の裸の写真を大きく引き伸ばし、この美術館に展示するという試みだ。「快楽の館」と名付けられた展覧会である。門を入ると、建物の壁に立てかけられた写真が。その場所で撮った二人の女性。各
- マーラーの５番
- 2016年11月29日23:12
コラニー（山梨県民文化ホール）で、西本智実とエルサレム交響楽団の演奏会。まず、モーツアルトのピアノコンチェルト２７番。柔らかく始まるが、なかなかピアノが登場しない。いかにもモーツアルトらしい清澄なメロディがたんたんと演奏され、第３楽章になる
- 平安の秘仏
- 2016年11月28日23:26
「禅」の展覧会は国博の平成館だったが、隣の本館では「平安の秘仏 櫟野寺（らくやじ）の大観音とみほとけたち」が開催されていた。滋賀県にある櫟野寺は、最澄が開いた寺だ。今回公開された二十体の仏像はすべて平安時代の作で、重要文化財に指定されている
- 「禅―心をかたちに―」
- 2016年11月27日23:27
東京国立博物館で、「禅―心をかたちに―」展。白隠の250年遠忌だという。禅の極意は不立文字だ、と言ってしまえば、そこから先には進めない。取りあえず、禅とは、＜心を自由にして別の世界で遊ぶことで、俗世を乗越えること＞とでもしておこう。過剰な「意
- 象牙彫刻美術館
- 2016年11月26日23:57
中央道の甲府南インター近くの丘の上に「幸せの丘 ありあんす」という、B級スポットがある。日本印相協会という名のはんこ屋さんが作った施設である。円形の建物の中心には高さ１０メートル近い、「ルリエ」という「女神」が立っている。神様はいるのだが、
- ちょっとしたインスタレーション
- 2016年11月25日23:56
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甲府駅前の東横インに、元麻布ギャラリーというスペースがある。ここで、「検証・再考・変貌」という名の、ちょっとした参加型インスタレーションを行っている。たとえば、大きなロールの和紙がぶら下がっていて、その一部を両手でひねる。（いらはらみつみ氏
- 名取春仙
- 2016年11月23日23:59
南アルプス市立美術館にて「名取春仙展」。生誕130周年だという。昭和初期から戦後しばらくの期間、役者の浮世絵で名をはせた、南アルプス出身の画家だ。十五代目羽左衛門、六代目菊五郎、初代鴈治郎、九代目海老蔵など、実物を見たことがない役者や、二代目
- 桑島維と「樹をめぐる物語」
- 2016年11月22日23:53
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山梨県立美術館のロビーで、桑島維（つなき）展。徳之島で撮った巨大な牛をコロタイププリントし、５メートル×１．３メートル×高さ２メートルの箱に貼り付ける。この箱の内側には、多くのドクロのプリント。チラシの説明によれば、「徳之島の風土をイメージ
- 県の芸文祭関連事業
- 2016年11月21日22:24
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２３日、「小説ワークショップ」の講師をすることになりました。 「よい小説とは」という話をします。まだ、中身は固まっていません。もっとも、＜参加者は「羅生門」を読んできてね＞という会なので、授業が応用できます。これからレジュメをつくります。そ
- 「月」の展覧会
- 2016年11月20日23:53
渋谷の松涛美術館で、「月 夜を彩る清けき光」という、日本の伝統美術の中から「月」に関する作品を集めた展覧会。近代以降は、鉄斎や浮世絵が若干あるが、多くは江戸時代の絵や工芸品である。前期と後期でずいぶん入れ替わる。見たのは前期。最初のパー
- 杉本博司
- 2016年11月19日23:51
恵比寿の東京都写真美術館にて、「杉本博司 ロスト・ヒューマン」。これまで、杉本博司は写真家だとばかり思っていた。どうして、現代美術の大御所的な扱いなのか、よくわからなかった。今回、認識を新たにした。３階のかなり広いスペースを３０ほどに区切り
- 酉の史跡めぐり
- 2016年11月15日23:58
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＜山日関連の行事なので新聞に載りました＞日曜日、午後は郡内へ。都留の宝鏡寺は、開山が鶏岳和尚ということで、こじつけのようだが、けっこう良かった。曹洞宗（永平寺系）では、甲斐国で最も古いとのことで、立派な本堂と、金ぴかの巨大な天蓋。本尊釈迦如
- 黒富士農場など
- 2016年11月13日23:55
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日曜日、山梨文化学園の史跡めぐりの講師を務める。＜来年の干支「酉」をめぐる＞と題して、鶏に関する史跡を探したのだが、県内にそうあるわけではない。まず、千塚八幡神社の十二支灯篭。石に浮彫で干支が彫られている。幕末のもの。蛙を飲みこもうとしてい
- 芦安山岳館
- 2016年11月11日23:39
南アルプス市の芦安山岳館へ。近所まで来たので、行ってみたが、細い山道を車で登っていくのは「大丈夫か？」と心配になるほど。大きな駐車場が何か所かあり、登山の拠点になっている場所らしい。今の季節は、ほとんど車もなく、この山岳館にも、他に入場者は
- 志の輔
- 2016年10月28日21:58
コラニー文化ホールにて、立川志の輔独演会（２７日）。毎年開かれ、もう１０年になるという。過去、ベストだったのは、新作の「みどりの窓口」。志の輔の面白さは、ちょっとしたくすぐりや、理屈をこねまわし自縄自縛に陥る親父といった役どころだろう。古典
- 「甲府市の昭和」
- 2016年10月27日17:15
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写真集「甲府市の昭和」発刊。二年前に出た「巨摩の昭和」に続く、厚冊、高価な地元密着本です。石川は、４ページ分（千字ずつ４本）の執筆。「戦時下の日々」で記したのは、戦争も途中までは、それほど深刻ではなかったが、昭和２０年になるともう手遅れだっ
- ボルタンスキー
- 2016年10月26日23:56
東京都庭園美術館が改装されてから初めて出かけた。アールデコ調の朝香宮邸全体を使ったインスタレーションに期待して。まず、庭が整備され、ベビーカーを押すお母さんたちが何人も。そして建物に入るときに、「まず、ささやきが聞こえますが、それも展示の一
- 東美特別展
- 2016年10月25日22:23
先週、東京美術俱楽部（新橋）で、美術商が一堂に会する展覧会（販売会）が開かれた。ついでがあったら覗こうかと思っていたが、３年に一度の開催でもあり、なかなか出かける機会がなく、今回初めて見物した（１５日）。３世紀ころの中国の青磁、唐時代
- ディランの授業
- 2016年10月21日23:18
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ふだん、授業のことなど、ここには書かないのですが、今週、いくつかのクラスで緊急特番的に、ボブ・ディランについて、授業をしてみたので、記してみました。＊音楽界から世界に与えた影響は、ビートルズなども大きいが、ディランは独特な存在。 特に歌詞は
