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日記一覧

戌の史跡
2017年10月30日20:01

日曜日、雨の中、山梨文化学園の史跡めぐりを担当した。「来年の干支<戌>をめぐる」ということで、甲斐犬の展覧会で実物を見て、後は、ユニークな狛犬や、犬にちなんだ安産の神社、最後は犬目宿というコース。今日(月曜)の山日新聞に記事が掲載されていま

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考古博など
2017年10月29日21:05

土曜日、山梨県立考古博物館で「ひつぎのヒミツ展」。古墳に収められた棺についての展示だ。山梨県では、大丸山古墳の石棺と笛吹市井之上古墳の陶棺くらいしか発掘されていないらしい。前者では、二人用の石枕や、石棺の上に載せられていた手斧(ちょうな)・

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「越境」
2017年10月28日23:05

甲府駅北口の藤村記念館で、日中交流美術展2017「越境」という展覧会。当然、日本と中国の作家の作品が並べられていると思ったら、中国作家は南口の元麻布ギャラリー、しかももう展示は終わっているという。日本の作家は9人、山梨出身、在住者が中心だ。

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土曜の夜は長岡に宿泊。駅では良寛さんがお出迎え。駅ビルの、地産地消を看板にしたバターフィールドという店があたりだった。ハンバーグに付け合わせの里いもをつぶしたのが、なかなかいい。翌日曜は朝から雨。栃尾美術館を目指して、レンタカーを借りる。こ

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新潟の美術館 その2
2017年10月26日22:03

市立美術館から20分ほど歩いて、「みなとぴあ」へ。ここは新潟市歴史博物館といくつかの建物。本館(写真)は明治期の市庁舎のデザインを受け継いでいる。他に明治初期の擬洋風建築の税関庁舎や、移築した昭和初期の銀行など。本館では、企画展の「旅はぼう

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新潟の美術館 その1
2017年10月24日23:54

週末の新潟行き、美術館等へも足を運びました。残念だったのは、トリックアートのSOWA(ソーワ)美術館が休館だったこと。まずは、新潟市美術館と、その周辺にあるお屋敷について。市美は前川国男の設計だ。抹茶のような色、あるいは褐色のタイル、一部コ

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和田誠展
2017年10月23日23:51

現美新幹線に乗るまでにちょっと時間があったので、錦糸町の「たばこと塩の博物館」へ。「和田誠と日本のイラストレーション」展。この博物館、以前は渋谷にあって、浮世絵などの展示を見に行ったことはあるが、移転してからは初めてだ。もちろん専売公社時代

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川中島の話を新潟で
2017年10月22日23:48

長岡にある、新潟県立歴史博物館で講演をしてきました。「川中島合戦はどのように伝えられたか」川中島の一騎討ちの絵を江戸時代の浮世絵や草双紙を中心に、近代の本の挿絵や漫画や映像も加えて100枚程集めた。とそのうち60枚をパワーポイントにまとめ、

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新潟へ行くと決まったときから楽しみにしていた現美新幹線に乗りました。外観は蜷川実花、6両編成で、中は号車ごとに一人の芸術家が作品を並べる。ホームから窓越しにも眺められるのは荒神明香のオブジェ。ブライアン・アルフレッドは、200インチくらいの

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閉店の銭湯で
2017年10月17日23:52

先月末で閉店した、朝日二丁目の高砂湯で、「高砂無尽」というちょっとしたライブ(日曜日)。風呂に入りながら聞いても、脱衣所にたむろしていてもいい。夕方から夜、5組のバンドや歌手が歌うというが、石川は一人だけ聞いた(さぶろく、というアコギとボーカ

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甲府徳川家
2017年10月16日23:58

徳川家光の息子の一人である綱重は甲府城主となり、その息子の綱豊は五代将軍綱吉の養子となったため、甲斐国は柳沢の治めるところとなった。この綱重・綱豊の二代を甲府徳川家と称する。綱豊は家宣と名を改め、綱吉の死後、六代将軍となった。山梨県立博物館

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マハーバーラタ戦記
2017年10月15日22:48

歌舞伎座、今月の昼の部は新作の「マハーバーラタ戦記」。菊之助の企画した演目だ。これまで、海老蔵や勘九郎らに人気の面でも企画の面でも差をつけられていた菊之助。もう四十歳になる。親父はとっくに菊五郎を襲名していた年齢だ。いきなり歌舞伎座の本公演

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富士山の研究
2017年10月09日23:23

山梨県が富士山の研究を継続的に行っている。石川もその文学部会の末席にいて、今日はその研究発表の会。文学館の会議室でこぢんまりと。石川の題目は、「近世の富士の句・狂歌と挿絵」。いくつかの版本を元に、挿絵と本文の関係を見ていく。「風流人海」とい

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お風呂屋さんでアート
2017年10月01日17:37

甲府の閉鎖中のお風呂屋さん、竹の湯で『Flowing out』という現代美術の展覧会。9月30日と10月1日の二日間のみ開催で、入場料は銭湯代金と同じ380円。男湯では「ぬQ」という作家の映像作品を流している。全部で三つ。二つはタイルに映写しているが

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