やまなし県民文化祭、文学部門の表彰式で講演をおこなった。文学部門には、小説、エッセイ、児童文学、短歌、俳句、川柳、詩の各ジャンルに賞を出している。しかも、短歌や俳句は応募者も多いので、入賞者も多い。そこで、講演のタイトルを「フィクションの楽
AIRYでの楽しい時間。プロダクトデザインという概念はよくわからないものの、甲府の町でインスピレーションを得たオランダのダニカ氏が、写真と紙との「層」の作品を作った。彼女の展示会と、ちょっとした音楽会。珍しい楽器に触ることもできるし、踊る方
品川の原美術館で、「現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展」。戦前に作られ、祖父から受け継いだ私邸を美術館にしちゃったのが原俊夫氏。いい展覧会を開いているが、コレクションもなかなかのものだ。今回は前期と後期に分けて、代表作
静嘉堂文庫美術館で、歌川国貞展。国貞時代(文政から天保)の美人絵、役者絵が中心で、豊国(三代目)を襲名した弘化以降の作品は少ない。この浮世絵師、国貞時代は色気のある絵で、豊国時代になると打って変わっていい意味でのいい加減さが前面に出てくる。
東京オペラシティアートギャラリーで、「谷川俊太郎展」。谷川俊太郎の著作とは長い付き合いだ。拙宅には、谷川俊太郎の詩やエッセイ、翻訳の本がたぶん500冊以上ある。鉄腕アトム、スヌーピー(ピーナツ)の翻訳といったところで、中学生のころから名前を
吉祥寺の武蔵野市立美術館で中澤弘光展。明治から昭和にかけての挿絵や装丁が有名だが、版画にもいい作品がある。十年ほど前、孫(弦屋光渓、役者絵などを描く現代の浮世絵師)が編集した「中澤弘光研究」を購入した。仲澤という姓から、山梨県関係か、と思っ
駿台グループの百周年の記念講演会とパーティーをパレスホテルで。千人近い参加者かな。会場はまさにごった返す、という言葉がぴったり。最初に映像で、世耕大臣や医者の天野教授や宇宙飛行士の山崎直子や、医師・作家の海堂尊のメッセージ。挨拶は山崎良子学
昨日(2月14日)の山日新聞に、やまなし県民文化祭の小説部門、文化祭賞受賞作品が掲載されています。都留市の菊地敏彦氏の「とんび」という歴史小説です。藤沢周平の雰囲気で、実直な江戸の中級武士が主人公です。この賞の審査をしました。今回は一応の水