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日記一覧

ことばの会会報
2018年04月21日21:23

「山梨ことばの会」というマイナーな団体があり、二年前から石川が代表を務めている。実際に活動している会員は数名だが、他に県内に方言などの研究団体はないので、時たま問い合わせが来ることもある。その会の会報がこのたび発刊した。二年に一度である。石

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富士山の紀要
2018年04月15日16:41

県立富士山世界遺産センターの紀要が発刊した。石川は、「影印・翻刻・解題『富士山百景狂歌集』」を掲載した。幕末の万延元年、60年に一度の富士山のご縁年で、富士登山がブームとなった。文学作品もいくつか刊行されたが、その中で、一人で富士山の狂歌百首

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「甲府商工会議所だより」という、経営者向けの月刊の会誌に、「こうふ開府500年記念」の連載がある。4月は石川の担当で、「俳諧の流行」を記した。具体的な人名、作品を挙げ、俳諧の説明もした。見開きで収まる範囲なので、たいしたことは書けなかったが

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桐原の指導書
2018年04月05日23:42

去年、講座や講演を抱える中、なぜか、桐原書店の教科書の教師用指導書を手伝った。それが完成し送られてきた。石川の書いたのは、「去来抄」の「岩鼻や」、「雲萍雑志」の「堪忍」の二点。それぞれの現代語訳や品詞分解、語句の注釈、鑑賞、参考文献、評価問

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ミッドタウンにて
2018年04月03日23:39

ミッドタウンに行くと、地下の通路に現代美術の作品が置いてあったり、フジフィルムスクエアで写真展が開かれていたりして、楽しむことができる。今回、地下では、2017年のミッドタウンアワードの受賞作家6人の新作展。気に入ったのは、松本千里の「息吹

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寛永の雅展
2018年04月02日19:18

サントリー美術館で「寛永の雅」展。仁清の極彩色の香合や香炉を期待して出かけたのだが、そういったものは小品が数点あっただけで、地味な茶碗や壺が多くて意外だった。しかしよく見ると、銹絵(さびえ)の富士だったり、鍬形の花入れだったり、信楽写や唐津

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くまのもの
2018年04月01日23:42

東京ステーションギャラリーで、隈研吾の展覧会。「くまのもの」というタイトルで、隈さんが用いる多彩な素材に焦点を当てた展示だ。建築家の展示はどうしても写真や図面に頼りがち。今回も、写真はいくつかあるが、素材そのものを並べているところがいい。ま

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