mixiユーザー(id:6327611)

2019年01月18日05:15

1106 view

監督の名前で見るのをやめるべきでした(笑)。ジャック・スターレット監督「スモール・タウン・イン・テキサス」(1976)。

契約中のCSで放送したので、つい見てしまいました。いつ契約をやめるか分からないため、こういう知らない作品があると録画してしまいます。録画したままDVD−Rに焼いて、そのまま忘れてしまう映画もあるのですが、これはつい見てしまいました。ごめんなさい、出来心です、ってなんで謝らないかんねん?

物語は、テキサスの小さな町でのオハナシ。5年間刑務所に入れられていたポーク・ジャクソン(ティモシー・ボトムズ)が出所して戻ってきます。すると自分の子を宿していた恋人のメアリー・リー(スーザン・ジョージ)が、自分をつかまえた保安官デューク(ボー・ホプキンス)と懇ろになっている。息子も生まれていて5歳。しゃくにさわったポークは、保安官が町の有力者の手先となって、議員候補を殺そうとしている陰謀を目撃、それを暴こうとする、みたいな展開です。

このポークの方向性がピンとこないんです。保安官に対するちょっかいが、5年のムショ暮らしに対して軽すぎるし、陰謀に対する正義感というものもピンと来ません。ま、監督が「悪魔の追跡」のジャック・スターレットですから、こんなもんでしょうか。B級(CかDかも)のプログラム・ピクチャーに眉吊り上げても意味ないですよね。

要するにこの映画のポイントは、パトカーとポークの追跡劇が売りなのでした。新宿ローヤルで1本50円で見たとしたら、ちょうどテキトーな価格でしょう。セールスの合間のさぼりとか、競馬の結果待ちの時間つぶしという映画で、まじめに考えてみる映画ではありませんでした。

かつてはこういうアクション映画が重宝されたことがあります。レンタルビデオというものが普及した時代ですね。ただ、この映画は1976年の作品。ビデオ時代の前ですから、アメリカでの地方興行を狙った作品でしょう。二本立ての添え物という効用もあったかも。アイ・キャンデーがスーザン・ジョージのみというところも、いかにも70年代ですね。僕にはイマイチな女優さんなので、どなたかお好きな方、ご自由にお持ち帰りください。

もっとほかに見るべき映画がいっぱいあるのでした。反省しきり。←反省だけならサルでもする! 写真3、静止画にしたらスタントマンやと丸わかりでんがな(ポークのつもり)。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年01月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031