これほど感動の少ないブルックナーも珍しい。特に第2楽章アダージョには失望した。第2主題があまりにも軽く底が浅い。なぜこの深々とした旋律をもっと幅広く深く歌わせないのか?この交響曲の中で最も美しい部分、星空の彼方に神の存在を信じても良いと思わせる感動的な旋律なのだが、単なる音響に終わっていた。しかし、ブルックナーに求めるものは人によって異なる。事実メスト&ウィーン・フィルへのブラヴォは怒涛のように盛大だった。
https://ameblo.jp/baybay22/entry-12421092495.html
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