mixiユーザー(id:15218407)

日記一覧

(1月28日、東京芸術劇場コンサートホール)6位のドミトリー・シシキンから始まり、順位を上げていき、最後は優勝のチョ・ソンジンで締めるプログラム。入賞者に共通する点は、ひとつは美音、ふたつ目はテクニック、三つ目に若さからくるフレッシュな表現。も

続きを読む

(1月27日、すみだトリフォニーホール) モーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」は歌心に満ち、内から起こってくる勢いがあって流れもよい。ダウスゴーはタクトよりも、身体全体を使って指揮、ダイナミック・バランスやフレーズのニュアンスを細かくオーケ

続きを読む

(1月27日、サントリーホール) 都響とアラン・ギルバートは両者の呼吸がぴったりと合っていて、相思相愛のように見える。5年前の初共演が大成功で、以来ラブコールを送り続けてようやく今回の登場が実現したという。武満徹の「トゥイル・バイ・トワイライト

続きを読む

(1月23日、東京オペラシティ・コンサートホール)読響が演奏会タイトルとしてつけた通りまさに「究極のブルックナー」だった。最初の一音から最後の一音まですべての音符、フレーズが正確に、また考え抜かれたバランスで鳴り響く。それは作曲家でもあるスク

続きを読む

(1月22日、すみだトリフォニーホール) ダウスゴーはこれまで新日本フィルと都響で聴いて、そのダイナミックな指揮と音楽の核心をつかみとる手腕に感服した。今回も、シベリウスの≪組曲「レンミンカイネン」─ 4つの「カレワラ」伝説≫とニールセンの交響

続きを読む

(1月19日、王子ホール) イザベル・ファウストのソロ・リサイタル。プログラム前半はバロック時代の作曲家ヴィルスマイヤー、ギユマン、ビゼンデル、ビーバーの無伴奏作品で、これらはバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータに影響を与えた。後半

続きを読む

(1月17日、武蔵野市民文化会館小ホール) 誕生日にバッハの無伴奏チェロ組曲全曲を弾くという催しを15年続けている藤原真理。毎回曲順を変えるとのことだが、今年は第3・2・4番、第1・6番、第5番の順で、間に休憩を入れた。 第1番と最後に弾かれた第5番は

続きを読む

 (1月16日、すみだトリフォニーホール) 最後の合唱が消えてから60秒余り静寂がホールを支配した。自分の頭の中では教会の鐘の音がかすかに響いていたが、テノールのボストリッジが長く頭を垂れていた姿にも強く打たれた。多くの聴衆が「祈り」の気持ちで

続きを読む

1月12日、武蔵野市民文化会館大ホール) 昨年からプラハ交響楽団の首席指揮者に就任したインキネン指揮によるニューイヤー・コンサート。前半はスメタナ「モルダウ」、シベリウス「フィンランディア」、ドヴォルザーク序曲「謝肉祭」、ブラームス「ハンガリ

続きを読む

fアンジェラ・ヒューイットさんがfacebookに書かれたブーレーズの思い出を訳してみました。I only met Pierre Boulez once, but it is a very vivid memory. It was in Cleveland at Severance Hall, and it must have been 10 years ago. My recital was in

続きを読む

「リヒテル≪謎エニグマ≫ 蘇るロシアの巨人」をyoutubeで見る。英語の字幕付き。Disc2枚分2時間半を一気に見てしまった。リヒテルの深部にまで踏み込んだインタビュー(ブリュノ・モンサンジョン)と全体の構成が素晴らしい。彼の複雑な生い立ち。正規の音

続きを読む

本年もどうぞよろしくお願いいたします。早速ですが、1月のコンサートスケジュールです。お正月気分が抜けたころから始まります。重厚なプログラムも多く楽しみです。1月12日(火)19時@武蔵野市民文化会館大ホールピエタリ・インキネン指揮 プラハ交響楽団ス

続きを読む