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2018年10月06日22:03

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ピエール・ボナール

会場が激寒。
作品はどれも、とても温かいのですが。


オルセー美術館特別企画
ピエール・ボナール
〜いざ視神経の冒険へ〜
@国立新美術館

フォト


夜間開館を利用していってきました。空いていて正解。

昨年の三菱一号館美術館「オルセーのナビ派展」のメインビジュアルだった 《格子柄のブラウス》も来ています。

今回のフライヤーでサブメインビジュアルをつとめる 《黄昏(クロッケーの試合)》 (写真左側)にもチェックのお洋服が。
今年チェックは流行ですし、なんだかいいですね。
絵画的には平面的な効果をねらったものですが。

晩年には巨大な装飾壁画のような作品もあります。
それぞれ注文主がいて食堂用の4枚のうちの2枚、
とか・・・ どんな広大な食堂かと思うのは
庶民のひがみですね。

だからというわけではありませんが
個人的には小品の名作が好きでした。

《黒いストッキングの少女》   
少女というにはちょっと娼婦のような感じですが、
のちの妻・マルトを出会った頃に描いたもの。   
マグネットやポストカードにもなっていました。

《テーブルの片隅》   
解説では空間秩序があいまい、などといわれて
いましたけれど。   
斜めにはしるはっきりとした赤、左隅のばら色の空間、
大きく白いテーブルと色面構成が抽象っぽくて素敵です。
浮いているようなものたちも位置がぴたりと
きまっているし。   
ちなみにこれ、オルセー美術館(ポンピドゥーセンター、国立近代美術館寄託)   
と表示されているのですが、普段はどこにあるのでしょうか。


12月17日まで。
http://bonnard2018.exhn.jp/

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