《百眼の魚》《夜叉》《南冥の鳥》《陵王》《迦楼羅》(かるら)…
作品のタイトルからしてザワザワと想像力をかきたてられる。
岡村桂三郎展
〜異境へ〜
@平塚市美術館
1958年生まれの現存作家。
藝大院で日本画専攻、 受賞履歴も
山種美術館賞優秀賞(1987年) 東山魁夷記念日経日本画大賞(2008年) 等々…
ときいて抱いていたイメージをはるかに越える展覧会でした。
会場入口には文字通り《門》というミクストメディアの作品。
杉材は、釘うたれ吹きつけられもはや平面とはいえないような趣で
しめ縄ははられているけれど通り抜けられない。
閉じられた門を横目に足をすすめるとそこはラビリンス。
迷路のごとく2メートル3メートルという高さの作品の
屏風が壁のように 置き巡らされ、
観る者をタイトルどおり異界へとひきずりこむのでした。
6月24日まで。
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/page14_00066.html
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