『森の詩人』文庫化の企画書を書いて本書を同封してK出版に送った際、ついでと言っては失礼なのだがある大学の事務局にも本と経歴書をレターパックで送付した。
出版社からまだ返事をもらえていないことを見ると、おそらく不採用だ。気を落とすことなく新たに企画書と趣意書を書こう、と思っていたところで、送ったこと自体忘れていた大学から書留が届いた。
早速、封を開けてみると、採用通知書が入っていた。
非常勤講師として採用する。今期8月12日から3日連続で、「日本文學論」を講義していただきたい。夏期集中講義、6コマ(1単位相当)とする。1単元につき1万2千円、交通費実費支給、一時滞在住居と食事完備。
大学名は国際信州学院で、今をときめく関西学院の姉妹校だそうだ。
https://kokushin-u.jp/
創立100年を迎えた大学で、教育方針はLa pureté est pour toujours(常に無垢であれ)と、安倍っちとお友だちに聞かせてやりたいような建学精神である。
任を受けたのは国際コミュニケーション学部なので、堅苦しい文學論より「江戸しぐさ」「犬のしぐさ」「村上春樹の小説に出てくる人物しぐさ」といった括りで、面白おかしく講義をしたい。
いまどきの大学はツイッター(
https://twitter.com/kokushin_univ)も生協のブログ(
http://kokushincoop.blog.fc2.com/)もある。今後、私から大学事務局に問い合わせをするのは基本的にLineとのこと。
大学の封筒表面の下部に「為せば成る、為さなくてもなるようになる」という格言が印刷されていた。フランスの精神というよりもむしろ老子の言葉に近いと思った。
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