ベラスケスが7点、しかも「ぶら美」で特集後・・・これはかなりの混雑と覚悟して行ってみたら・・・まぁまぁの混雑。作品が大きいのでストレスは感じない程度。
プラド美術館には行ったことがあるけどツアーだったのでベラスケスは「ラス・メニーナス」しかおぼえていない。今回は「ぶら美」の知識とともにじっくり見ることができた。ササッと描かれた筆のタッチの的確さ、王族だけでなく矮人までも気品漂う画風。なるほど凄い!
年月がたって描き直しの跡が浮かび上がってきたという『狩猟服姿のフェリペ4世』は凛々しい。裸で休んでいる格好良くないマルスもいいなぁ。
ふと思ったのは・・・フェリペ4世に気に入られたのはいいけど、天才画家であるベラスケスにとってとくに美しくもない王の家族ばかり描いているのってどうだったんだろう?
ほかにヤン・プリューゲル、ルーベンス、ムリーリョ、ティツアーとビッグネームの作品も見応えアリ。
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