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2018年02月26日21:35

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John Harle(ジョン・ハール)の「FLYING」

 自室のソファー脇にミニコンポを設置してから1週間が過ぎた。毎日2枚平均、CDをフルで聴いている。10年近くCDはほったらかし状態だったので、専有棚から取り出してはCDトレイに乗せる前にCDをメガネ拭きでホコリを取る。一通り聴き終えるのは年末だろう。
 正月明けから始めた本や書類などの整理もたぶん1年掛かる。やっていることは老い支度と似たようなものだが、シンプルライフとかミニマリズムと呼ばれているつましやかな暮らし方に対する憧憬が根底にある。要は汚らしい生活風景がイヤになっただけ。
 今日の夕方、引っ張り出したCDは「Angelic house〜アンビエント・ラブ・コレクション」というコンピレーションで、世界中のアンビエント曲からおいしいところ取りのアルバムだった。
 3曲目が流れ出して、「あっ」と声を上げたくなった
 街なかで偶然、懐かしい友人と出会ったという気になった。その友人は素敵な人間だったが、私が多忙だったこともあっていつの間にか疎遠になってしまった。忙しいという漢字は偏と旁でこころをなくすとも読むことが出来るが、人間力が乏しいひとにあってはその通りだ。
 このCDは1993年に発売されていた。おおかた会社の帰り道、オープンしたばかりのHMV有楽町店に立ち寄って買ったのだろう。
 それにしても懐かしい。このCDは聴きやすいこともあって、一時期、繰り返し自室で流していた。アンビエント系なんて(クラシックやポップスと違い)わざわざ話題に出す知人もなくて、今日、初めて3曲目の曲とアーティスト名を知った。John Harle(ジョン・ハール)の「FLYING」。ジョン・ハール氏は英国に於ける現代音楽の重鎮的存在であることも、今日初めて知った。
「FLYING」という古い友人は今なお若々しく、驚くことに私の年齢も1993年に環っていた。
 一昨日の土曜夜、現代舞踏を観たのがいい下地になっていた。私より5歳か6歳年上の健気とも好き勝手とも言える舞踏家が、全身全霊で魂のカタチと動きを演じる姿を観ていて、私はいい意味で「いい気なものだ、素晴らし過ぎるぞ」と心の中で何度も快哉を叫んでいた。
 彼は生きることに倦んでいないのだろうな。
 ペアで組んでいる20代後半の美人お弟子の身体に手を回す場面が数回あったのだが、滅多にひとを羨むことがないこの私が、「そういう役得を取り込む振り付けってないんじゃねぇ?」と思ったりもした。

「FLYING」、YouTubeにあったので貼り付けます。
 


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