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2018年01月12日01:07

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二十六夜待ち

心に深い傷を負っている女性が小料理屋で働くことになり、小料理屋の主人もまた心に深い傷を負っていて、お互いを慈しみ合いやがて愛し合うようになる大人の恋愛映画。
中盤で小料理屋主人の過去が語られ、あまりの意外さに驚き映画が一気に深みを増す。こんな人間ドラマは見たことがない。
ポルノ映画なみの激しい絡みがあるが下品にはならない。必要があって見せているのだ。
「海辺の生と死」「月子」と地味だけど良質な映画を作った越川道夫監督の新作で、公開のタイミングだけなのか意外とペースが早い。このペースで新作が見れるのだったら嬉しいものだ。
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