古美術商と陶芸家がタッグを組んで千利休の贋物茶碗を売り飛ばそうとする日本では珍しいコンゲーム。
テンポよく進むストーリーと笑い溢れる小ネタなど快調に進んでいき一気に見れてしまうのだが、肝心のダマしのネタに納得出来ないところが多い。譲り状と箱は本物、という台詞が多く出てくるが本物として見せていないし、仮に本物だとしたらそれはどこから出てきたのだ。嘘を固めるための本物というのはこういう話で一番大事なところのはずなのに。
元妻の乱入や娘と息子の逃避行などどうでもいいエピソードが続き、納得いかないまま終わってしまった。
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