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2017年08月10日10:33

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アニメも変わったと思っていたが、ゲームはもっと変わっていた。テレビアニメ「STEINS;GATE シュタインズ・ゲート」(2011)と、同PS版ゲームについて。

息子が借りてほしいと言うので、レンタルDVDで「STEINS;GATE シュタインズ・ゲート」を借り、一緒に見ました。2~3話見たところで僕は“もういいや”となったのですが、息子が言うには“8話まで見ないと面白くならない”と、つきあわされたしだい。とりあえず「涼宮ハルヒの憂鬱」というテレビアニメが面白かったので、息子の言い分を信じて見ることにしました。

物語をオールシネマ・オンラインからコピペすると、次のとおりです。
舞台は2010年の秋葉原。大学生の岡部倫太郎は、発明サークル「未来ガジェット研究所」を立ち上げ、用途不明の発明品を作る日々を送っていた。そんなある日、彼は偶然にも過去へメールが送れるタイムマシン「電話レンジ(仮)」を作り出す。興味本位で「電話レンジ(仮)」を使用し、過去へ干渉を行うのだが、その結果、彼らに悲劇が訪れる。その悲劇を回避するため、岡部はタイムリープを繰り返すことに。果たして彼は悲劇を回避できるのか…!?

なにやら同名のアドベンチャーゲームのアニメ化だそうで、全話見終わり、「劇場版 STEINS;GATE シュタインズ・ゲート 負荷領域のデジャヴ」(2012)も見て、さらにPS版ゲームに手を出しました。でもこれをゲームといっていいんでしょうかねぇ。少なくとも僕が理解しているアドベンチャー・ゲームではありません。ほぼ静止画の絵物語が展開するだけ。Aボタンの連打が苦痛だから止めようとしたら、“オート・モードがあるらしい”とオートに。まさしく静止画の絵物語です。

ときたまメールが届いて何かアクションを要求されますが、今のところ3時間以上過ぎても1本道です。つまりこちらはアニメを見て内容を知っているから、細部で“あれはあれか”と納得するのですが、次を見たいという期待が高まらない。映画を見たあとに脚本読むという行為のほうが、まだ創造的に思えます。

とりあえずテレビアニメの24話については、途中で投げ出すことなく見終わりました。宇宙には無数の世界線が存在して、それを飛び越えたら別の世界を生きることができるとか、バタフライ・エフェクトについては、一応なじんでいます。主人公の岡部倫太郎が、運命を変えるべくタイムリープを繰り返すと、それぞれバタフライ・エフェクトが現れるなど、それなりに楽しめました。

こういうありえない話をそれなりに楽しませるというのが映画の醍醐味の一つであり、アニメとなるとその自由度が倍加するという意味で、なかなかの展開でした。テレビ埼玉で放送したのがオリジナルだそうで、それが一部のファンには今なお語り継がれているというところが面白い。

つまりディズニーの「モアナ 伝説の海」を見てがっかりしている僕には、こういう毛色の変わったアニメのほうがいいわけです。「この世界の片隅で」よりは「聲の形」であり、ユーリ・ノルシュテインもいいけどブラザース・クェイかな、みたいな。

ゲームに関してはほんの頭しかやってませんから、評価は投げ出すか終了してから、ということですね。
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