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2017年06月28日20:24

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空気を読まない「バカ」

 昨日の事後報告。
 共産党から木で鼻をくくったような返信が届いた。でもレスがあっただけマシだ。いまの時期、共産党に叱咤激励するメールや、逆にヘイトスピーチな恫喝だって多数あることだろう。他に頼るべき政党がないので、個人的には共産党にシンパシーを寄せたい。
 朝、小雨の中を傘をささずラズリの散歩に出た。植物には恵みの雨だ。雨があがって晴天が2日続くと、庭も鉢も雑草が湧き出してくるけど。
 庭の隅にかれこれ1カ月放りっぱなしにしているプランターがある。3月の終わり頃に野菜直販所で買ったパクチーの苗を植えていた。4月5月と寒かったのと、そもそも「初めてパクチーの苗作りをしたのよ」と言われたくらいの成育不確かな苗だった。苗はまったくと言っていいほど育たず、5月の末にわずか30センチ足らずで花が咲いてだんだんと枯れてしまったのだった。三浦半島で春にパクチーというのは温室栽培でない限り、無理なのではないか。結局、3枚くらい葉っぱをつまんで「これはパクチーだ」と食べただけに終わった。
 今朝、庭の隅に放置していたプランターにふと目が止まり、土ごと捨てよう。で、手に取って枯れた枝を見てみたら、種らしき粒が多数付いている。さらに、プランターの土からはなんとパクチーの芽が出ていた。種がなったことにはまったく気がつかなかった。
 プランターの土を少し入れ替え、枝に付いてた種を摘まんで30個くらい植えた。これからは向暑なので、あるいはパクチーも育つかもしれない。
 パクチー苗購入と同時期、アボガドを食べ終わって大きな種を捨てようとし、土に植えたら芽が出るかもしれないと考え直して鉢に植えてみた。しかし1カ月経っても2カ月経ってもまったく発芽の気配はなく、(土の中で種は腐っているだろう)と思っていたのだが、これも先週になって発芽し始め、1週間で10センチくらいまで枝みたいな茎が伸びてきた。植物を育てるのは小さな驚きと喜びが味わえる。仕事に選ぶとたいへんだろうけど。
 
 夕方、校正を終えて、思い立って家の中に眠っている缶バッジを探した。缶バッジを収集しているわけではないので、置き場所はあっちこっちに分散していて、というかどこにあるのかもよくわからない。
 それでも5分くらい探していると、いくつか見つかった。10年ちょっと前にイオンの植樹活動に参加したとき、記念の缶バッジをもらったのだが、それは見つからず。
 憲法を守ろう、なんて缶バッジはそもそも持っていないのだが、自由の女神像をモチーフに「EVERY WHERE」という英文字が入ったバッジがあった。すべての場所に自由を、という意味なの? 英語でこういう言い方があるのか、やや不自然な気がしないでもないけど、明日上京する折、このバッジをボタンダウン・シャツの襟に付けて一日を過ごそう。
 夜、夕刊を読んでいて、千葉雅也立命大准教授の記事に共感。つまり私はこういう危惧を第2次安倍内閣以降、ずっと抱いているのだった。
 千葉さんはミシェル・フーコーの統治性という概念を取り上げた。
「国家に従順であれ、と人間を羊のように飼いならす統治性のシステムがある。空気を読み、従順なら無難にサバイバルできるという価値観を内面化させられてしまった。とがったもの、危ないものを抑圧する力は強まっている」
 その通りだ。
「勉強すればキモくなる。キモくなっていなければ勉強が足りない」
 空気を読まない「バカ」になれ、と彼は言っている。
 これについては私、小学校の高学年から今日まで首尾一貫して「バカ」である。死ぬまで直らない「バカ」(笑)。
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