ボウリングの日

今日は、日本ボウリング場協会が1972年に制定した「ボウリングの日」です。
1861年6月22日付けの英字新聞に、「日本に初めて長崎の外国人居留地にボウリング場がオープンした」と掲載されたことが由来です。
もう半世紀ほど昔の独身時代は、凄まじいほどのボウリングブームでした。
１ゲームは300円（土日はもっと高かったような）、当時の初任給の35,000円から考えると、高い遊びでした。
それでも３時間待ちは当たり前、試合はさかんにＴＶ放映されていました。

話は50年後の現代に飛びます。
今年２月「プロのレッスン付で６回、ゲーム代、靴代コミコミで2.000円」の新聞の折り込み広告につられて、妻と参加します。こんなに安いのには絶対裏があるはずとの予想通り、２回目のレッスンでマイシューズを買いませんかとの勧誘。
「誰が履いたかわからん靴より気持ち良いですヨ」（確かに！）、そして「半額でよヨ」につられて参加者全員が購入。
４回目のレッスンで今度は予想通り「マイボールを持ちませんか」ときた。参加者みな「来たか」と顔を見合わせて苦笑です。
「通常15,000円のところ、このレッスン終了後、クラブに入会して20回参加頂けたら無料です（指先のゴムチューブ代1,000円だけは必要）」ときました。すでに靴を買っていますから、全員申し込むことになります。
そして、毎週１回ボーリング場に通う生活が始まります。
結婚して初めて妻と同じ趣味を持ち、女子プロボウラーのＴＶ番組を見て、初めて共通の話題を持つことになりました。孫のこと以外、共通の話題のない夫婦にとっては良いことかと思います。
半世紀ぶりの最初は8１点だったものが、４ヶ月後、ベストスコアはまぐれも手伝って180点を超えることもあります。ストライクの瞬間のスッキリ感はヤミツキになります。
ということで、今日のカットは、ボウリングがモチーフです。