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2017年06月23日06:18

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長岳寺さんの多聞天像

日本橋の奈良まほろば館では、6月22日から「天理ブランド『めぐみ めぐる てんり』」のイベントが開催されています。
このイベントにマッチするカットを検討しました。
たとえば、日本最古の道「山の辺の道」をモチーフに、点々とする万葉歌碑と道標をモチーフにデザインを試みましたが、納得できるものは出てこず。
結局、山の辺の道沿いにある長岳寺さんの多聞天像になりました。

長岳寺さんのご本尊は、阿弥陀如来像と両脇侍の観世音菩薩、勢至菩薩の三尊(重文)です。
そして、四天王のうちの増長天、多聞天(共に重文)の二人で守護されています。
一見すると、そのリアルさの追及と迫力、そして玉眼が用いられていることから、鎌倉時代の慶派仏師の作かと思ってしまいます。でも、1つ古い藤原時代の作です。玉眼の仏像としては日本最古です
運慶・快慶らは、この像を見ているはずで、大いに影響を受けたことは間違いないと思います。
この像の制作者は不明なようです。
どのような仏師だったのか興味が湧きます。
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