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2017年03月22日15:13

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ローブラリー ラリードリフト

ローブラリー ラリードリフト
 D-1などで使われるドリフトと、ラリーのドリフトは、少し違う。同じドリフトだが、ラリーの場合は、タイムトライアルなので、タイムを縮めるためのドリフトに徹していて、タイムが遅くなるようなドリフトは使わない。タイムを縮めるためのドリフトでよく使うのがハンドブレーキターンだ。ヘアピンコーナーで多用される。ラリーでの基本的なドリフトの1つになる。ラリーゲームをするなら、ヘアピンでハンドブレーキターンを決めたい、と思うプレイヤーは多いだろう。ローブラリーにも、モンテカルロなど、ハンドブレーキターンを使うことを前提にしたコースも用意されている。ただ、ローブラリーの場合、ヘアピンコーナーでさえ複合コーナーになっていて、それに合わせた応用技のハンドブレーキターンを使う必要があって、簡単ではないので、初心者向きではない。コーナーによってタイミングやリアを流す量を変える必要があって、同じタイミングでは、うまく曲がれないのだ。ハンドブレーキターンの難しいところは、リアの流す量の調整だろう。流す量によって、90度から360度まで、いろんなコーナーの角度に対応できるようになっている。いろんなコーナーで練習するよりも、最初は、特定のコーナーに絞って練習した方が早くコツをつかめるのではないか、と思う。180度ターンは、すぐにできると思うが、180度ターンだと、その場で、車が停止する。それでは、ハンドブレーキターンにならないので、車を停止させないで、そのままスムーズに発進するように操作する。
 ハンドブレーキターンは、ハンドブレーキを引いて、リアをロックさせ、そのまま滑らせて車の向きを変えるドラテクだ。だが、ただハンドブレーキを引いても、弱いブレーキがリアにかかるだけなので、車は減速するだけ。リアは流れてくれない。初心者は、ここで苦労するようだ。どう言うことかというと
ヨーを発生させる。
 これが大事。ステアリングを切ると車は曲がる。この時に、車にはヨーという回転しようとする力が発生している。このヨーが発生することで車は曲がっていくのだ。これを究極的に利用する走りが4輪ドリフトで、4輪とも滑っているのだがヨーが発生しているので車がコーナーを曲がっていく。4輪ドリフトは自然に発生するのだが、それをコントロールするのが難しい。
ヨーは必ず発生する。
 ヨーは、ステアリングを切ることで発生する。ただ、スピードが乗った状態でステアリングを切っても、あまり曲がらない。直進する力が強過ぎるからだ。そこで、ブレーキを踏んでスピードを落とし、フロントに荷重を移動させる。これで、フロントのグリップが増してステアリングが良く効くようになる。ブレーキ残しは、この原理を利用してアンダーを抑え込むドラテクだ。まずは、ブレーキングで車速を落とし、ステアリングを切ってヨーを発生させる。このままだと、車は緩やかに曲がる。ヨーが発生した状態で、ハンドブレーキを引くと、リアがロックしてリアが滑り始める。ここまでは、楽にできるだろうと思う。問題は、ここからだ。そのままハンドブレーキを引いたままにするとリアが流れ過ぎてスピンする。最初は、スピンをするところからハンドブレーキターンは始まる。スピンしないと、その後に進めない。スピンは、失敗ではなく、次へのステップだ。
リアの流れを止める
 ここからが重要で、リアが流れ始めたら、ハンドブレーキを戻して、リアの流れを止める準備をする。リアの流れを止めるのは、カウンターとアクセルオンだ。発生したヨーに対して、逆のヨーを発生させて、最初のヨーを打ち消してリアの流れを止める。左ヘアピンコーナーでハンドブレーキターンをする場合、ブレーキング、ハンドルを左に切ってヨーを発生、ハンドブレーキでリアがロックしてリアが滑りだす。このままだとスピンになるので、ハンドルを右に切ってカウンターを当てアクセルを軽く踏む。ハンドルを右に切ってアクセルを踏むと、車には、逆のヨーが発生する。カウンターを当てただけでは逆のヨーは弱く、リアの流れを止める程の力はない。カウンターと同時にアクセルを踏むのがコツ。リアの流れが止まると車は横に滑り始める。これがカニ走り。ここで、カウンターを戻して、アクセルを踏みます。アクセルを踏みますタイミングは、ステアリングを戻してから。カニ走り状態の車に前進する力が加わって車は斜め前に進み始める。横の力は徐々に消えて車は完全に前進。ハンドブレーキターンの出来上がり。難しいのは、カウンターのタイミングと、アクセル量だろう。アクセルはガツンと踏むとアクセル量が多すぎて、逆の強いヨーが発生してしまいタコ踊りが始まる。リアの流れを止めるアクセル量を見つけるのがなかなか大変。ステアリング操作とアクセル操作を同時に行うので、何度も練習して無意識にできるようにする。慣れてしまえば、勝手に体が反応してくれるようになる。ハンドブレーキターンは、ラリードリフトの入門編のようなものだ。実は、ハンドブレーキターンよりも90度ターンの方が難しい。そして、4輪ドリフトのコントロールは、感覚的な世界になる。もちろん微妙な操作はしているのだが、頭でイメージしているだけ、というような感覚だ。4輪ドリフト状態は、頻繁に起こっているのだが、4輪とも滑っているので、制御不能状態で、アクセルを戻してタイヤをグリップさせてしまうのだ。グリップ走法のプレイヤーは、4輪ドリフト状態を嫌う傾向にありドリフトが好きなプレイヤーに向く走法だ。
 ハンドブレーキターンは、なかなか派手でプレイ動画にすると楽しめる。練習すれば、誰でもできる、というわけではないが、ドリフトが好きなプレイヤーなら、少し練習すればコツはつかめるだろうと思う。ハンドブレーキターンがなかなかできないというプレイヤーは、もともとグリップ走法のプレイヤーの場合が多いので、ドリフトが好きになることが先決だろう。車が滑る感覚が楽しいと感じるプレイヤーは、ドリフトマスターになれるだろう。
 ラリーゲームに限らずレースゲームの基本は、グリップ走法なので、まずグリップ走法を覚えるのだが、グリップ走法を覚えたからといってドリフトができるようになるとは限らない。むしろグリップ走法を極めていけば、どんどんドリフトから遠のいていく。これは、グリップとドリフトでは、ドラテクの感覚が違うからだ。ただ、ドリフトの上手いプレイヤーは、ドリフトしなくてもいいような場所でドリフトをしてタイムをロスする場合もあって、リアを流すか、グリップでいくかの判断は難しいところだ。パイクスピークのターマックドライで、後半ヘアピンが連続するのだが、ハンドブレーキを使ってリアを流した方が速いのか、グリップで回った方が速いのかは微妙。まあ、タイムは大して変わらない、というのが結論になる。だが、これだけは言えるのは、ドリフト走法を得意としているプレイヤーは、ドリフトをしないと遅くなる、ということ。グリップでの遅さをドリフトで補っているのかもしれない。餅は餅屋で、グリップ走法が得意なプレイヤーにグリップ走法で戦いを挑んでも分が悪い。得意な走法を磨くというのが正解ではないだろうか。













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