いつもお宝満載で必ず嬉しい驚きがあります。
寺田コレクションより
人間 この未知なるもの
@東京オペラシティアートギャラリー
企画展示の上の階では収蔵作品を展示しているオペラシティアートギャラリー。
(企画展示室が写真撮影可で、収蔵作品の撮影は禁止)
今回はまず
舟越桂……ドローイング2点、エッチング4点
そして
舟越保武……リトグラフ1点、コンテ2点、ブロンズ7点。
《原の城》のエスキースがあります。
《聖マリア・マグダレナ》があります。
舟越保武は75歳のとき脳梗塞で倒れ、利き腕の右手が不自由になりました。
その後左手で作り続けた作品群にはそれまでと違う迫力と魅力があります。
舟越桂をして「この作品を作るために父は倒れたのだ」と言わしめた
その《ゴルゴダ》があります!
さらに
有元利夫《朝の風》
人々の暮らす地上からはるか高い縁に立つ典雅な女神。
手に持つ青い布も空の雲も風になびいて。
…もう作品の前から動けませんでした。
有元利夫ではその他に15cmほどの8枚組のエッチング《8人のアルルカン》も出ています。
ちなみにシリアルナンバーは24/66。
他にも長谷川潔のドライポイントとか、鴨居玲や奈良美智の水彩とか
リトグラフですが国吉康雄等々。
個人的にはクロディーヌ・ドレの紙彫刻も興味深いものでした。
3月12日まで。
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最後のコーナーではいつも新人を紹介しています。
今回は村上早(むらかみさき 1992-)。
強い線による銅版画でした。どの作品にも顔がないのは何故。
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