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2016年10月25日22:46

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黒田からの・・・・・

黒田が引退を表明して初めてのマウンドは日本シリーズの第3戦。

日本ハムは広島で2連敗して地元札幌に帰ってきた。逆襲に燃える日本ハムの前に立ちはだかる黒田。

そして試合は初回に日ハムが大谷の2塁打でチャンスを広げ中田の内野ゴロで先制するとすぐに広島はエルドレッドの2ランで逆転していた。

4回の裏、大谷は2塁打を放つが無得点・・・

6回の裏、1死で大谷はレフトフライに倒れた。

初めて対戦した男気溢れる黒田と二刀流の大谷・・・・


しかし・・・・

黒田はここで故障発生、腰なのか脚なのかはわからないが、一度ベンチで治療を受けてからマウンドに立ったが結局降板した。

黒田がどれだけ体調が悪かったのかはわからないが、少なくとも圧倒的な投球ではなかったのは間違いない。ただ、そこには迫力があった。ボールの威力はなくとも心の威力があった。


もしかしたら、黒田のマウンドはこれが最後かもしれない。いや、第7戦まで持ち込まれた場合とか、広島の優勝が確実となった場面での最後のワンポイントは別として、真剣勝負としては・・・・だ・・・・

そういう意味では、この対戦を球場ではなくとも生放送で見たのは価値があるかもしれない。

黒田はどういう気持ちで投げただろう。それまで2安打を許していた大谷に対してだ・・・・・・


ボクは思う。勝手な想像だ。

「日本の野球の殻を破れ、もちろんメジャーで・・・・そしてあとは託した」

体調は悪かっただろう、それでも投げ続けた黒田に聞いてみたいと思う。

もちろん違うかもしれないが・・・・


試合は8回裏、2死2塁から大谷を敬遠し4番の中田との勝負に出た広島、そこで中田は静かに燃えたが打球はレフト前に詰まった当たり・・・・そこに突っ込んだ松山が捕球できずそらして2塁打となり逆転・・・・

しかし、9回の広島は鈴木の3塁打から1点を返し同点・・・・

でも、ボクはこの試合の結果はどうでもよかった。

黒田から大谷へ・・・・

間違いなくそれは伝えられたと思う。初めて対戦した投手黒田と打者大谷、3打数2安打という成績の評価などはどうでもいい。

レジェンド黒田とレジェンドとなるであろう大谷がこの日本シリーズで戦った。この対戦が日本ではなく近い将来MLBでの伝説となるに違いないとボクは信じている。

延長となって最後には大谷がタイムリーを放って日本ハムはサヨナラ勝ちした。

もう一度黒田と大谷に対戦が見られるだろうか・・・・・


2016年10月25日 SMBC日本シリーズ第3戦(於 札幌ドーム)
広島
020 000 001 0 = 3
100 000 020 1 = 4
日本ハム

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