泣く子も黙る森山大道。
森山大道写真展
仮想都市〜変化する断片
@兵庫県立美術館
構成(入り口から左回りに)
◆Labyrinth Zone
コンタクトシート、というかインデックスプリントされた作品群。Kodakという文字が見えて。
◆Silk-screen Zone
大きなサイズのキャンバスに印刷された、ど迫力のシルクスクリーン30点。壮観です。
◆Color Zone
森山大道、といえばモノクロというイメージですがカラー作品もあるのですね。
◆Kobe Zone
今回の展覧会のために撮りおろされた40点。
美術館の階段や屋外彫刻も「こう切り取りますか!」という感じ。
◆Slide Installation
これが圧巻。
日本初公開、パリのカルティエ現代美術財団で展示されたものだそう。
暗い空間に縦長のスクリーンが2つずつ屏風のように立てられていて。
4つのスクリーンにモノクロの異なる写真が数秒ずつずれて映ってゆきます。
圧倒的に街が多い。
よくみると撮影日が入っています。2014年7月から翌年3月、まさに日記のように撮られた写真たち。
12月22日の写真にはっとしました。ビル街の歩道に写している本人の影が落ちている。肘を上げカメラを縦に構えて…いや、自分の影を映したのか?
ギャラリー外の廊下の写真は撮影できます。
9月25日まで。
http://daido-kobe.com/
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