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2016年03月05日08:01

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ミレニアム4/テンペスト/廃都の女王

ダヴィド・ラーゲルクランツ「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」上下 早川書房

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雑誌『ミレニアム』を発行するミカエルたちの会社は経営危機に陥り、株式の30パーセントを大手メディア企業のセルネル社に売り渡していた。
ミカエルにも優れた記事がなく、時代遅れの記者との非難にさらされていた。
そんな彼のもとに、ある男から大スクープになるという情報が持ち込まれる。
人工知能研究の世界的権威であるバルデル教授が何か大きな問題を抱えているようなので、会ってほしいというのだ。
男の話からリスベットが関係していると確信したミカエルは、彼女に連絡を取ろうと試みる。
一方、アメリカのNSA(国家安全保障局)は、産業スパイ活動を行なう犯罪組織の関連会社からバルデルが革命的な研究成果を持ち出したため、彼の身に危険が迫っているとの情報を得る。
折しも、鉄壁の防御を誇るNSAのネットワークに何者かが侵入した!
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映画化もされた北欧ミステリ、スティーグ・ラーソンのミレニアムシリーズの新作です。
ラーソンは3作目刊行後、急死しましたが、今回遺族の了解を得てダヴィド・ラーゲルクランツが続編を執筆しました。
作者が変わったという事でどうかなと思いましたが、面白かったです。
ミカエルの「ミレニアム」を刊行する会社は危機にあり、一方リスベットはある謎を追っていました。
オリジナルよりはちょっと話は軽い感じはありますが、スピーディな展開で一気に読ませますね。
続巻も同じ作者で刊行予定だそうで、楽しみです。


池上永一「テンペスト」1〜4角川文庫

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19世紀の琉球王朝。嵐吹く晩に生まれた真鶴は、厳しい父の命に従い、男として生まれ変わることを決心する。
名を孫寧温と改め、13歳の若さで難関の科試を突破。
憧れの首里城に上がった寧温は、評定所筆者として次次と王府の財政改革に着手する。
しかし、王室に仕える男と女たちの激しい嫉妬と非難が寧温の前に立ちはだかる…。
伏魔殿と化した王宮を懸命に生き抜く波瀾万丈の人生が、春の雷のごとく、いま幕を開けた。
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池上永一さんの19世紀の琉球を舞台にした長編小説です。
仲間由紀恵主演で舞台、ドラマ、映画になっています。
主人公真鶴は科試に合格し女性ながら宦官と偽って首里城に上がりますが、、
王宮の中での勢力争いや衰退する清、ペリーの来航などの歴史の激動を背景に主人公の数奇な運命を描きます。
ちょっと無茶な展開もありますが、まずは読ませますね。
面白かったです。スピンオフの小説もあるそうなので読んでみようと思います。


五代ゆう「廃都の女王 グイン・サーガ137」ハヤカワ文庫 JA

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黄昏の国の女王である大鴉のザザとノスフェラスの狼王ウーラに導かれ、スカールとスーティは黄昏の道をゆく旅人となった。
リー・ファの幻影に心魅かれつつもたどり着いたのは、魔都フェラーラ。
キタイの首都だったこの都市には、異形の女王リリト・デアが治めるアウラ・シャーの神殿がある。
しかし今やかつての繁栄はなく、街はさびれ、住民はキタイ兵の侵略に恐れおののくばかり。
見かねたスカールは助力に乗り出すのだが。
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亡くなった栗本薫さんの大長編ファンタジー、グインサーガの続編です。
通巻137巻。五代ゆうさんの4冊目。
135巻の続きで、最初はフェラーラでのスカールの冒険。
その後もケイロニア、ヤガを舞台にリギア、ヴァレリウスなど色々なキャラが登場し読ませます。
135巻ほどの大胆な展開はないですがやはり五代グインは面白い。
続巻も楽しみです。
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