俵屋宗達
尾形光琳
酒井抱一
三つの《風神雷神》が一堂に並びました。
琳派〜京(みやこ)を彩る〜
@京都国立博物館
琳派400年の記念展もここに極まれり、
という感じです。
国宝5、重文45、全175点。
光悦、宗達、仁清、光琳、乾山、抱一、其一で95%。
今年他の展覧会でお目にかかった作品もあり。
ここはひとつ、レア感のあるものに注目してきました。
たとえば個人蔵のもの。
光悦の赤楽茶碗《乙御前》《弁財天》
其一の八曲一双屏風《檜図》。左隻のヒノキのモダンなこと。
光琳《白楽天図》の波の迫力。
抱一《流辺楓樹図屏風》などは85年ぶりに公開されたといいます。
そして宮内庁三の丸尚蔵館から
抱一《十二ヶ月花鳥図》。
輝く紫陽花、はらはらと枝から落ちる雪
どの季節のものもため息が出るほど素敵です。
連れの「分が悪かった風神雷神を一気に取り返したね」には笑ってしまいました。
11月23日まで。
風神雷神が三つ揃うのは(10月27日から)11月8日まで、
抱一の夏秋草図はそれを避けて(10月10日〜10月25日と)11月10日から展示されます。
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/index.html
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