東海大甲府8−7静岡
大会第2日第4試合の結果だ。もちろん試合開始から見ていたが、試合が進むにつれて思い出した試合がある。
ボクが営業の仕事をしていてその合間に見た試合、雨で変則日程となったようにも記憶していた。
試合が終わって調べてみた。そうだ、86回大会の3回戦、相手この後甲子園の常連となっていくというまだ出場歴の浅い頃の聖光学院だった。
互いに得点を取り合い6回を終わって8−2で負けていた東海大甲府は結局9−8で勝ち、そのままベスト4まで進んで初優勝した駒大苫小牧に敗れた。
得点の取り合いになったらやたら強いというイメージはその時からある東海大甲府・・・・
しかし、今日はお互いに打撃のチームとされながらも2年生エースを立てる似たようなチームと対戦だった。
しかも、昨年の夏もともに初戦敗退・・・・
その相手の静岡の昨年の試合を甲子園で見ていた。8点差を9回だけで逆転勝利し出場してきた星稜にリードしながら終盤逆転された。しかもエラーがからんだ試合だった。
ボクの日記にも来年またかえって来るだろうと記されているが、そのとおりこの春もそして夏も彼らは甲子園に帰ってきた。
お互いの2年生エースは注目の投手だった。だが、それ以上の打撃陣がこの試合を作った。
初回はお互いに4番のタイムリーで1点を入れる。
それからだ。追いつ追われつの試合展開となる。リードされても追いつく静岡。
7回には3点差を追いついたが、8回にはエラーから追加点を奪われそれが決勝点になった。
静岡は昨年に続くエラー絡みの惜敗、東海大甲府はあの11年前のベスト4を思い出させる勝利となった。
2015年8月7日 第97回全国高校野球 第2日 1回戦(於 阪神甲子園球場)
東海大甲府
104 200 010 = 8
112 001 200 = 7
静岡
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