mixiユーザー(id:6486105)

2015年01月04日21:52

663 view

朱美ちゃん3号から南極1号へ

 今年は厄年にあたるらしい。自分は殊勝過ぎる性格なので、例年の初詣に加え厄払い目的で、寒川神社へ参拝に行った。
 予想通りの人出だ。門から入ると境内は横50人、縦も50人ほどの参拝客が整然と並んでいて、並ぶのが苦手な私としてはこれがそもそも厄みたいなものだったが、生真面目に順番を待った。15分くらいで本殿前まで進み、「今年一年、無事でありますように」と型通り手を合わせた。社務所は願掛けのミュージアムショップ状態で、さまざまな縁起物や開運グッズが並べられている。絵馬だけでも10種類以上あって、そのなかにそのものずばり「厄除け」もあったので、買い求めた。記帳台で名前と参拝日を記入する。目の前に絵馬を吊して奉納する棚もあったのだが、自宅に持ち帰ることにした。デザインが秀逸だったから。うちには神棚こそないものの、御札を置く場所があるので、そこに飾って、気持ちが落ち込んだときにでも手を合わせようと思ってる。
 今日も一冊を文庫を完読、『南極1号伝説』(高月靖著)。
「ダメよ〜ダメダメ」(@日本エレキテル連合)が流行語大賞になったのに、ダッチワイフ(現ラブドール)自体に触れて解説したり持てはやす言説はまったくと言っていいほどなかった(ように思う)。テレビはともかく、せめて新聞くらいは「2014年はラブドール元年!」くらいの記事を載せて、「ようやくとラブドールにスポットライトが当たった!」「メイド・イン・ジャパンのラブドールは世界一の品質。ニッポンの技術力を世界に発信!」くらいの愛国記事があっていいのでは?
 というわけで第一次南極観測隊(高倉健主演『南極物語』のリアルです)がダッチワイフを持参した、という都市伝説から名付けられた「南極1号」や、世界に於けるラブドールの愛され方、世界と日本のダッチワイフ史、女体に限りなく近いラブドールの作られ方、開発者の苦労・使用者の苦労などなどがコンパクトにまとめられた本だ。
 本書の終わりの方で日本の各メーカーのラブドールが紹介されていた。「ラブドールの"高級スポーツカー”を目指すーー4woods」という説明文を読んで、4woodsで検索したら可愛い女性顔が多数並んでいた。その一部をクリックしたらAmazonにリンクが張られていて、次々と順に見てしまったのだが、迂闊なことをしたものだ。この先、アマゾンから定期的に送られてくるメールがラブドールとラブドール関連品、mixiを見たら右枠の広告欄にラブドール、YouTubeを見ようとしてもラブドールになってしまう可能性が高い。
 それはお気の毒様(笑)。
 ともかく、日本軍が従軍慰安所などを使わずダッチワイフで欲望処理をしていたら、少なくともある種のみっともなさは半減どころか9割減になったのに。この本でも少しだけ触れられていたのだが、日本軍のシベリア遠征で(1918〜1922年)2万人もの梅毒患者がいた。この数字が正確かどうかはさておき、日本人は欧米と違って「集団的買春権」がお好きなようで、所定の慰安所が必要な民族のようだ。欧米の野郎も当然買春は大好きなのだが、基本は個人ないしグループでそれなりの所へ足を運び、女を買う。かの国民的漫画家水木しげるさんは戦争体験を綴ったエッセイのなかで「行列をなして女を買うというのは見ていてあまりに情けなくて、ぼくはやめた」というくだりがあったが、これがまともな神経だろう。
4 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年01月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近の日記