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2026年10月07日08:54

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日本の漫画、

日本の漫画 
 漫画は、子供向けだったのか、というと、元々は、新聞や雑誌などに掲載されており、4コマ漫画や1コマ漫画、ショートストーリーなどの、大人が楽しむモノでもあった。画家のモネも若い頃、漫画絵を描いていて、それで糊口を凌いでいた。政治家や有名人を漫画的なデフォルメで描いた絵だ。漫画は、元々大人も嗜むモノだった、ということは、押さえておきたいポイントだ。子供向けの漫画も、もちろん存在していて、日本では、貸本屋向けの漫画が描かれていた。漫画雑誌を買って読む前は、貸本屋で、漫画を安く借りて、多くの子供達が読んでいた。貸本には、大人が読んでも面白い漫画がすでに存在していて、大人も貸本の漫画を読んでいたのではないかと想像する。日本の漫画の基礎は、この貸本時代に、すでに出来上がっていたのではないか、とも言えるだろう。子供向けの雑誌に、漫画が連載されるようになる。月間誌が主で、学習誌にも漫画は掲載されていた。児童漫画が主だった。子供向けの漫画週刊誌が、発刊されるようになる。サンデー、マガジン、キング、チャンピオン、そして、後に王者となるジャンプ。子供達に大人気で、日本の子供達のほとんどが読んでいたのではないかと思う。少女漫画も存在していて、男女で、分かれていた。そのため、少年漫画は、独特の進化をするようになる。日本の漫画は、対象年齢によって、ジャンル分けがされている。これは、知識量や理解力の違いによるもの。使える言葉も違うのだ。幼稚園児以下を対象とした幼児漫画。アンパンマンなどがそう。小学生を対象とした児童漫画、ドラえもんがそう。それぞれのジャンルにも大ヒットした漫画があるのが凄いと思う。サザエさんは、実は、大人向けで、新聞漫画だった。漫画は、児童漫画で卒業というのが、海外では、定番だった。だが、日本では、小学生高学年から、中学、高校生を対象とした、少年漫画が誕生。少女漫画も同じ。大学生、および、20代辺りまでを青年漫画、そして、成人漫画、とはっきりと対象年齢が分かれている。だが、元々の漫画が、貸本屋時代を経験しているため、日本の漫画界には、底深いマグマのような熱が、流れていた。ジャンルに収まらない漫画も出て来るのは当然の帰結だったのだろうと思う。実験的な漫画や、非常にマニアックな漫画も、出版されていた。このマグマが商業誌にも、影響を及ぼすようになる。それが、少年漫画革命と言われる現象だ。少年漫画に、次々と実験的な漫画が登場するようになる。劇画などもその1つだった。水木しげる氏の少年漫画誌登場もそう。横尾忠則氏が、少年漫画雑誌の表紙をデザインしたりもしていた。劇画の登場で、それまでの、児童漫画系の漫画家が、少年誌から、追い出される格好になってしまう。劇画で、少年漫画を描くとか、反則級の企画だろう。ヴィンランドサガを少年誌で連載するようなものだ。そのようなことを当時の少年誌では平気で行っていた。大学生が少年漫画を読んでいると話題になったが、さもありなん。その後、少年誌の対象年齢は、どんどん上がっていき、大人も読むようになっていく。当時の編集者は、少年漫画を壊そうとしたのかもしれない。破壊的エネルギーに満ちていたのは、確かだと思う。結果、予想だにしない大ヒット作品が登場するようになる。ドラゴンボール、ナルト、までは、まだ、少年漫画だが、鬼滅の刃や、進撃の巨人などは、どう考えても少年誌の範疇には収まりきれない漫画だ。収まりきれないが、掲載してしまえ、という方向性が、世界的な大ヒットへと繋がることになる。今では、この手の破壊的な威力を持った漫画を少年誌の編集者は、求めるようになっている。小さくまとまるような漫画では、世界には響かない。パワーが足りないのだ。かつて、少年漫画の世界で、起こった破壊的な革命は、漫画そのものを変えてしまい、犠牲も出たが、今の世界的広がりへとつながったことも確かだろうと思う。
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