mixiユーザー(id:8077411)

2025年12月09日06:33

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短歌

触れたらさポルックスまで透けてくる君の企み 粒ひとつだけ #短歌



最後には泣けるはずだと言い合った 駅前ホテルの古いリッツで #短歌



ひそやかに鳴るQueenを受け止めて手元の譜面に君のくせ書く #短歌


今見たらそこにはそっと無がひらく「タモリ倶楽部」の終わり思い出す #短歌


彫られた手 その冷たさに触れながらきょうも笑って嘘だけ増やす #短歌



君も無事では済まないと言われても前振りだけをそっと残して #短歌



母の足なぞって歩く秋の道 人生そんな感じじゃないか #短歌



脇にそっと抱えたままの水風船 あなたの中身みたいにぱんぱん #短歌



とつぜんのゆらゆら配信きみ映えた 輪島テンションこっちもバズるね #短歌



君らしいイントネもまたバズりそう 輪島の風をそのまま乗せて #短歌



さかさまにひっくり返せる海原であの日のままの旗を見ている #短歌



ない目でもまわればきっと出てくると卓上の癖ふたりで見てた #短歌



ぐらりまた窓辺の景色が変わりだすそれでも歌を落とさず進む #短歌



帰れないふりして撫でた傘の先 ひらり落ちたら涙のかけら #短歌



手を入れるその一瞬に季節くるあおられながらミライをつまむ #短歌



5回目の瞬きをして苦笑い あれくらいなら信じてもいい #短歌



足るを知るそんな合図を聞きそびれふいに明日へ置いていかれる #短歌



わざとかなわたしにだけのひそかな合図 駅のきしみに今日もまぎれる #短歌



ふくれ立つ金曜だけのときめきをラムネの泡でそっと逃して #短歌



ごめんねと唇ひきつるあの仕草 泣きだしそうな可笑しさまでも #短歌



暗室をそっと覗けば揺るぎだす溶け切らぬまま小瓶のざわめき #短歌



ここだよと手首で示せばすぐに来て切らない路地が味方になった #短歌




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