10月10日金曜日、かつての「体育の日」。
昨夕、実を拾って果肉を剝いて洗って洗った銀杏は、午前9時段階で7割方、乾いていたので、その銀杏をビニール袋に詰め、先輩宅へ持って行くことにした。NTT番号に電話するも留守電だったので(だいたいは出ない)、これから向かう旨を留守電に吹きこんで自宅を出発。6キロ先の七里ヶ浜、渋滞さえなければ20分ほど。アジア各国の観光客で賑わうスラムダンクの聖地を横目に先輩宅へ。
奥様、そして先輩は在宅していたが、これから用事があるらしいので早々に引き上げた。年内にあらためてお茶とケーキの御馳走を期待してうかがおう。
今日は午後2時、銀行の予約が入っている。10分前に着き、別室に案内される。一通り説明を受けてのち、こちらも早々に引き上げた。次は市役所だ。
山中湖のマンションの管理組合は法人で、監査役の私の印鑑証明書が要るとのことなので、300円を払って証明書を発行してもらう。役員をやっていていいことなんて一つもない。いや、管理人さんと親しくなってあれこれ世話を焼いてもらえているので、多少の見返りはある、のかな。
その足で図書館へ。借りていた本の返却期限はとっくに過ぎていた。これは山中湖にいたせいだ。あちらにいると、日にちの感覚が狂う。滞在している期間が現実の時間ではない、という錯覚に陥ってしまう。
4冊中、3冊を再貸し出し。うち1冊は高校時代の恩師が愛読された小松左京さんの長編SFで、山中湖で読了するつもりだった。恩師は数学担任で、私は週に1回か2回、「オリジナル」という難問集で解法がわからない問題を持って職員室に通い詰めていた。先生は毎回、イヤな顔をしていたのだが、それが私には面白くて、嫌がらせのように先生を困らせていたのだった。数学は美しい、というのは、先生から学んだ。
図書館から家に戻ってスマホをチェックしたら、画家君から長いメッセージが入っていた。再就職先が決まったことと、高額で稀少な外車のパンフレットが届いたことへのお礼。彼は私を超えるダメ男ゆえ、こういう50歳が「楽しく生きてます」というようになる近未来をただただ願うだけ。私は(画家の)パトロンになるほどの財力も能力もないので、心の中で応援するのみだ。自分自身に対しても多少、応援する意思はある(笑)。
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