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2025年09月22日19:48

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BELIEVE IN TODAY

 9月21日日曜日。
 朝食後、図書館に行く。借り受けた4冊の本のうち3冊を返却。1冊は再度、借りた。それと予約していた本2冊も当然貸し出してもらう。
「本の雑誌」今月号の特集は「本は聴くもの!?」。
 2年ほど前から毎週のようにAmazonから「オーディオブック」の案内が届いている。今なら2カ月無料、と。ずっと無視してきたし、今後もサブスクでオーディオブックを聞く可能性はきわめて低いものの、考え方が段々と変化してきた。
 今春から2拠点生活を始めていて、山中湖では毎晩、決まってラジオドラマか詩の朗読をミニコンポで流し、静かな気持ちで聞いている。これが存外、自分にとって至福の時間となっていて、たとえば山尾三省さんのご本人が朗読している詩を味わっていると、紙の本で読む以上の心地良さがあるのだ。あるいは小さな字の岩波文庫版「高野聖」は読むのに呻吟してしまって読むのを途中で放棄してしまったのだけど、ラジオドラマ仕立ての「高野聖」だとすらすらと理解できる。
 視力が衰えているので、いずれオーディオブックを活用するかもしれない。金曜日に受講した免許更新の「高齢者講習」で、動体視力と夜間運転視力がいずれも(若い層と較べると)悪かった。本を読む力は目も頭も衰えている、ということも明白だろう。
 
 22日月曜日。
 朝起きて掃除をしながら、すぐには校正する気になれないな、と感じた。
 クルマで30分弱の「業務スーパー」と「ブックオフ」へ行くことにした。
 前者ではオリーブオイルやパスタ、エスニック調味料、レトルト食品にバナナチップスとかチョコレートとか豆菓子などをぽんぽんとカゴに入れたら、6千円超えだった。
 相変わらずブックオフはおとなのワンダーランドだ。欲しいものはなんでも買える(笑)。本と服以外で欲しいものはあまりないけれど。
 いまの季節から秋の終わりまでの2カ月間、パーカーか薄いセーターを毎日着ている。とくにパーカーが好きなので、ちょっとでも目に止まったパーカーはハンガーから外して手触りや縫製の綻びなどをチェックする。楽しい時間だ。
 背中にでかでかとした文字で「ただ今逃亡中」と書かれたロングTシャツに惹かれてしまった。
 胸側に「BELIEVE IN TODAY」と白ヌキのアルファベットが印刷された灰色のパーカーがあった。
 どちらも自分らしい。が、桐島聡は死んじゃったので、「今日を信じて」パーカーを買うことにした。厳密に言えば、私は「明日を信じて」少しでも向上したいと思っているような人間だけど、余命いくばくもない身になりつつある現在、今日を信じるほうがいいのかな。
 自宅に戻って昼食をとってからは校正にいそしんだ。
 まだまだ不出来な箇所が散見していて、大丈夫か俺、と哀しい気持ちになる。が、担当編集者の赤も結構見落としがあって、それくらいに難しい本をつくっているのだと得心して自分を鼓舞させる。
 今日を信じることは、自分を信じることと同義語かな。
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