mixiユーザー(id:6486105)

2024年01月25日19:23

114 view

少しウツな状態に対処する一日

 昨夜は午後11時過ぎから「たちあがる女」の残り40分を観た。映画に対してこんな接し方はよくないと思う。一日置いて続きを観ると、どうしても冷めた見方をしてしまうから。本は自分本位で読まざるを得ないが、映画は製作者に寄り添いながら渦旋に身を委ねるように観るべきものだ。おかげで最後の20分くらいはシラケ気分が湧いてしまい、つまらなく感じた。
 1月25日の朝。
 ロフトベッドから降りつつ、頭がどうもぱっとしない。
 ちょっとイヤな予感がしたので、カーテンを開いて室内を明るくしたら、床に大便が1個、転がっていた。
 午前1時過ぎ、ほぼ眠りに就いた状態で、ラズリのおならを聞いた。不覚にもウンコしちゃったんだね。
 珈琲を丁寧に淹れて心身が目覚めるのを待ち、朝食を摂ったあと、始末をした。ついでにラズリ関連の毛布も手洗いし、いつもどおりの掃除をし終えたらあたりで、ようやく生きる気力が湧き始めたが、ウツ状態だと自己診断をくだした。今日のオレはあまり使い物にならないだろう。
 午前11時、クルマに乗った。隣町にあるブックオフ、そしてその先にある大型スーパーへ行こう。
 新刊書店に較べるとブックオフの本の並べ方はアト・ランダムでアバウトだ。これはこれで利点があって、著しい速さで背表紙を眺めていると、今日明日の自分は何を本に求めているのかが分かってくる。古典(小説)なのか、読み応えのある現代の長編小説なのか、軽く読める新書なのか、装幀が美しい短編集なのか、岩波新書なのか……。
 30分くらい店内をあちらこちらとうろついた。結局選んだのは一冊の文庫で、窪美澄の長編『やめるときも、すこやかなるときも』、450ページと比較的分厚い文庫。昨年11月か12月に読んだ『晴天の迷いクジラ』は、少々荒んでいた心を慰撫してくれた。人物描写が巧みで、文章もいい。人生がうまく行かない時ひとはどう生きて行けばいいのかという永遠の命題を解くような小説だった。
『やめるときも……』も同じ系列か。同じ著者だから似たようなものだろう。
 私はこういう小説を求めていたのか、と悟る。ちらっと本の奥付あたりを見てみたら「小説すばる」の連載だった。必ずしも硬質というわけではない純文学誌。70年代あたりに流行していたイマイチよくわからない構造主義とかポストモダニズムといった哲学思想やサブカルの匂いがわずかながら残っているような文芸誌。
 気分がウツになると、人生とは何か?という命題に拘泥する傾向に陥る。答えなんてないのに。
 午後3時を過ぎたところで、ラズリのトイレタイム。郵便受けに年賀状が1枚入っていた。調べてみたら私からは出していない。
 イラストレーターというより画家の女性。年に2通、自らの絵はがきを送ってくれ、この5年くらいは決まってボーダーコリーを描いていた。たぶん飼っているのだろう。
 ボーダーの絵はがきには親近感が湧く。だからお礼のはがきを出す。
 昔ラズリを描いた下手くそなイラストをはがきに印刷し、お礼と近況報告のはがきを書いた。郵便局へ投函しに行く。
 お寺の境内を突っ切ろうとしたら梅が満開だったので、はがきを枝に置いて撮影してみた。
 なんてことのない一日。今夜は詩人全集の校正をしないと。
5 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年01月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031