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2024年01月10日17:15

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10日えびすとワクチンの6回目

 本日、新型コロナワクチン第6回目を接種。発症予防があるかどうか、免疫システムに影響があるか否か、といった疑問はあるものの、接種についての考えは否定より肯定のほうがやや勝っている、
 割と近くの”耳鼻咽喉科”で打ってもらった。予約していたにもかかわらず結構な待ち時間だった。待合スペースがきわめて狭かったので外で待つことにし、医院の周りを探索気分で歩き回った。まったく足を踏み入れたことのない一郭だったので、焼き杉板貼りの古い家屋とか、レンタサイクルの駐輪場とか、小さな公園とか、歩いてて飽きない。
 接種して7時間が経過。いまのところ副作用は左腕の鈍痛と倦怠感くらいで、熱は出ていないようだ。倦怠感については3日に1日は日頃から感じているので、副作用と言えるかどうかは微妙。

 午後2時過ぎからビーズクッションの上にダレた恰好で座り、川本三郎さんの『ひとり遊びぞ我はまされる』を読んでいた。図書館で借りた本だが、川本さんの碩学ぶりは75歳を超えてさらに進化していて、参考になる文学や美術系の教養と旅のヒントが満載。こういう本は図書館で借りちゃダメだ。買って本棚のいい位置に置き、時々読み返してみたり、敢えて川本さんを真似る旅を計画したりして、実になる参考書にするべき本だ。

 夕方のニュースでは相変わらず西宮えびすの福男選びが報道されていた。
 歴史は歪んで後世に引き継がれる、というのを毎年、見せつけられる。
 小学校の卒業まで西宮に住んでいた。そして、10日(本宮)か9日(宵宮)か11日、親に連れられて”えべっさん”に参拝するのが我が家の習わしだった。
 当時、開門前から何時間も並んで、一斉に駆け出すなどというわかりやすい”アイコン”はなかった。もしくは、私のような一般地元民で知っているひとは少なかっただろう。全国的に報道され始めたのは、90年代に入って以降だ。
 1956年、開門前にいた参拝者は100人。
 1958年は30人。60年代は順に160人、50人、60人、80人、50人、100人、60人、2人、300人とある。
 ちなみに2000年以降は1000人から6000人と、まるで東京マラソン並みの参加者数となった。
”えべっさん”は三が日も10日えびすも阪神間の参拝客で賑わってる。境内は広いし、屋台も多くて、華やかだ。
 が、ここ2,30年で作られたイベントが定着すると、生成AIはもとより若い世代はこれを伝統的行事だと認識してしまうだろう。
 歴史は捏造だらけ、というのを毎年垣間見る西宮えびすであった。
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