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2022年11月06日19:18

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鎌倉の今昔

 昨日、風呂の残り湯でマフラー5本を手洗いした。毛糸洗いのエマールを使用。今日の午後3時、太陽の光をたっぷりと蓄えたマフラーを取り込んだ。これでダウンジャケットやセーターなども含め、冬物はすべて気持ちよく使えそう。ダウンのベストやジャケットなどは今年の春も洗ったような気もするのだが、忘れてしまってる。ヤバいぞ、私。
 明後日友人が遠路はるばる来鎌するので、昼ご飯で何を奢ってやろうか迷っている。自分には珍しく本日(6日日曜日)、ロケハンをしてみようと思った。
 午後イチ、駅前から小町通りを歩き始めたのだが、どうしても梨泰院の事故を思い出してしまう。あそこまでの混雑ではないのだが、ドローンで空中撮影をしてみたら大差ないほど、狭い通りに隙間なく観光客が歩いている。小町通りに入って数分後、コロナ感染も怖いので横道に逸れ、その後はなるたけ通行人が少ない道を選んで八幡さま(鶴岡八幡宮)に向かって歩く。
 途中、2、3軒の店に立ち寄って、予約が必要かとか平日の正午あたりの混み具合を訊いてみたりした。
 小町通りの終点から逆に駅に向かい始めると、まるでお祭りのような光景が左右に広がっている。クレープだとかリンゴ飴ならぬイチゴ飴とか、鎌倉コロッケや鎌倉煎餅といったお祭りの屋台が実店舗になったような小さな店がひしめき合い、老若男女がそれぞれの店前で立ち食いをしている。10代20代ならいざ知らず、いい歳の男性女性がなんだかワケのわからぬB級グルメを頬張っている姿はかっこ悪い(と思う)。
 ヒヤリングをした店はいずこも平日でさえ混雑しているらしい。かといって、予約するのもなんだかなあ。鎌倉に限らないだろうけど、観光地はようやくコロナ禍の影響から脱したようで喜ばしいことではある。
 が、私は友人を案内するようなことでもない限り、こんなエリアを勧んで歩くことなんかないだろう。梨泰院の事故で警察の初動が誤っているという報道を目にするが、たとえば鎌倉花火大会があのような混雑に該当する。花火大会が始まる2時間も3時間も前から警察が「立ち止まらないでください」と拡声器で怒鳴り立て、花火大会が始まっても花火が打ち上がる音が「立ち止まらないでください」の声にかき消され、とにかくうるさくてうるさくて仕方ないのである。さらに外から来る半端ない観客が街に溢れ、ゴミが散らかり放題にもなる。警察による規制や注意が必要である一方、夏の風物詩が警察の過剰なよびかけによって「汚れちまった悲しみ」のようになる。
 世俗から遠く離れて、静かに暮らしたい。人ごみもテレビのCMも車の騒音も踏切の遮断機音さえも聞きたくない。だから鎌倉に越したわけだが、この30年でずいぶんと変わってしまった。その頃は寒村だったんだけどなあ。
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